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OpenCore 0.7.6から0.7.7に更新

OpenCoreの0.7.7が公開されたので0.7.6からアップデートしました。Alder Lakeへのサポートが充実しました。config.plistには大きな変更は無いので、0.7.6のconfig.plistがそのままでも動くはずです。

0.7.7をダウンロードする

公式のダウンロードページは以下です。Kext Updater.appがダウンロードしてくれる内容を使っても良いです。

OpenCore bootloader. Contribute to acidanthera/OpenCorePkg development by creating an account on GitHub.
Releases · acidanthera/OpenCorePkg - GitHub

OpenCore 0.7.7とmacOS 12.1で動作確認している手元のマシンは以下です。また、kext類はKext Updaterを使って最新版に入れ替えてあります。

.efiファイルを差し替える

更新するために、今までと同様に、X64の方のフォルダの中身を、現用のファイルと入れ替えます。入れ替えるべきファイルは、いつもの通り以下でした。

ACPIとKextsは、OpenCoreの範疇では無いので変更不要です。

config.plistを更新する

現在のconfig.plistをconfig_old.plistと改名し、配布パッケージに入っているsample.plistをコピーして持ってきて、これをconfig.plistにしました。PlistEDPlusを使って、双方を開いて、古いconfig.plistの項目をコピーする方針で、新しいconfig.plistを作りました。

config.plistの変更は以下でした。

Alder Lakeサポート

Alder Lakeの非対称コアへのサポートが強化されました。スレッドをコアとみなすことで、例えば8個のPコア、8個のPコアハイパースレッド、8個のEコアのある12900Kの場合、24コアのCPUとして機能します。性能の違うコアを同じものとみなすために、Geekbenchのシングルコアスコアが10%くらいばらつきます。でもマルチコアスコアは高速になりました。

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