いつも楽しく拝見させていただいています。 ここでの沢山の記事や動作報告に心動かされ、10年ぶりにHackintoshにチャレンジしてみました。 (OSX Tiger を VAIO 505 に導入したのが最初でした) 手持ちのメーカーPCをベースにした導入となり、自作の皆さまに貢献できる要素は少ないかもしれませんが、 無事稼働できたお礼も兼ねまして、ご報告させてください。 【macOS】 ・Catalina 10.15.6 (19G2021) 【ハード構成】 ・Lenovo ThinkStation P500 ・Intel Xeon E5-2650v3 (Haswell-EP世代、10コア) ・Sappire Radeon RX 5700 XT (リファレンスモデル) ・Samsung SSD 970 Evo Plus 1TB ・Samsung DDR4 2133MHz ECC 128GB (16GB × 8) ・Fenvi FV-T919 【OpenCore】 ・Version: 0.6.0 ・SMBIOS: iMacPro1,1 ・boot-args: ncpi=0x2000 alcid=5 dart=0 darkwake=0 agdmod=pikera ・Kext: 　- AppleALC.kext 　- IntelMausi.kext 　- Lilu.kext 　- SMCProcessor.kext 　- SMCSuperIO.kext 　- VirtualSMC.kext 　- WhateverGreen.kext 【その他周辺機器】 ・LG 27UK850-W (HDMI接続) ・Logicool MX Keys (USBレシーバ接続) ・Logicool MX Master 3 (USBレシーバ接続) ・Apple AirPods Pro (iCloud 連携) 【動くもの】 ・macOS Update ・iCloud ・App Store ・Hand-off / Continuity ・画面スリープ ・HDR切り替え ・TVアプリでの 4K&HDR のライブラリ表示可 【動かした所感】 ・所有している MacBook Pro 13-inch (Kabylake) と比較し、サクサク動いて非常に快適。 　普段はTVアプリやAmazon Primeで映画みたり、写真アプリで整理したり、いわゆるホームユース。 　最近は、4K&10HDR の魅力に取り憑かれ、YouTubeの風景動画を専ら鑑賞してます。 　たまに、Paralles で仮想マシンを10台くらい起動させて、システム構築もやってます。(メモリ128 GB はそのため) ・しらばく Clover で運用していましたが、Vega56 から 5700XT への換装時に、合わせて OpenCore に移行。 　5700XTでは、AptioMemoryFix、OsxAptioFix3Drvでは起動できず、 OsxAptioFix2Drv-free2000でのみ起動できる状態でした(※)。 　※Apple Logoのバーが進む際のGPUが切り替わったと思われるタイミングでシュンと落ちてリブートがかかる 【動かないもの(=解決したいこと)】 ・USB15個制限対応 　何度かトライしてますが生成した USBPorts.kext が効かず (HackinTool 上の表示が変わらない) 　コントローラが3つ(EHC1 / EHC2 / XHC)あり、さらにそれぞれに内部でHUBがあり、 　Hackintool では膨大な量のレコードが、IORegistoryExplorer ではごちゃごちゃのツリーが出て、解読できてない状況。 ・コンピュータスリープ復帰 　スリープはするが、復帰が不完全。画面表示が戻らない。 　キーボード、マウスの反応がなく、USBレシーバがちゃんと動いてないように見える。 　上のUSB15制限問題との関連を疑っており、一緒にこの問題も解消することを期待。