みなさん、車の運転はお好きですか?
純正MACをオートマの車とすると 擬似MACであるHacintoshは マニュアル車に例えられます。
言い換えると、マニュアル車のごとく、入り方と使い方さえ知れば(学べば)きめ細かい操作も可能です。
数年間のHacintosh利用経験(数々のOsx更新、H/Wのアップグレード)で学んだ小ワザ/ヒントを、以下にまとめてみました。「トイレにはトイレの神様、そしてわがHacintosh 環境には 天使の女神様」を信じて、今日も 本気度100% で奮闘中。
なお、実施・実行にあたっては、かならず最新バックアップを取った上で 「自己責任」で 行ってください。
<その1: こんなことあり?、なんで?? ー どうしよう???>
玄関口の他に、お勝手口があるって知ってた??
p1: もしリンゴマークのプログレスバーの最後あるいは途中で、止まったら(フリーズ)したら?
―> 通常は Cloverのブートドライブ選択画面でのメニューで、起動したいボリュームを選択してリターンキー(エンタキー)して起動させます。これは、純正MACの場合と同じ操作方法で、いわば 玄関口から奥に入ることになります。
でも、その玄関口がなんらかの障害(不具合、ソフトウェア的化学変化?)で開かなかったら。 それが、この「プログレスバーの最後あるいは途中で、止まった」に相当。
ここで諦めて、Macintoshの運用・導入をあきらめますか? それとも、自分を信じて打開策を探しますか?
そこで登場するのは、お勝手口から奥に入る方法。
言い方は大げさかもしれませんが、以下の手順でTRYしてみてください。
1. Cloverのブートドライブ選択画面をまず表示
2. 起動したいボリュームまで、キーボードの左右移動キーを使ってカーサーを進める
3. 起動ボリュームのところまでカーサーが到達したら、そこでスペースキーを押す
4. boot-argsで列記されている各種Optionの中から -v が表示されている行で スペース・キーを押す
5. 次に、 以下の3つの選択メニューから、まず最初に2番目(with injecked kexts)を選んでReturnキーを押す。
Boot macOS with Selected options
Boot macOS with injecked kexts
Boot macOS without injecked kexts
6. 再起動が正常に進むか、-v 指定による効果(起動プロセスの進行状況がログ形式で画面上に流れ流)を確かめながら待つ
7. 準正常に起動が完了できればOK,
もし未完のまま止まった場合は 画面上のログ内容をカメラで写真に撮る(後日、原因追求に利用)
もし再起動チャレンジを続けるならば、同じ操作手順で4. まで進み、-v オプションを選択後
3番目の”Without inJecked kexts”を選択してリターンキーを押す
さらに再起動が止まる場合は、-v オプションを選択後 1番目の”with Selected options”を選択してリターンキーを押す
それでもダメなら ???
p2: もしリンゴマークのプログレスバーの最後あるいは途中で、リセット(再起動)したら?
―> 上述のp1で述べた手順(1~6)おいて、boot-argsで列記されている各種Optionの中から
-v に加えて ”Don’t reboot the panic (debug=0X100)のオプションも選ぶ
操作手順7. の内容にそって要アクション
<その2:Hacintoshって、なにを知っていれば(学べば)良いの?
「習うより、慣れろ」の意気込みで十分、でも本気度・熱意だけは失わないで!!
p3:もしもHacintosh 運用の3種の神器があるとたら、それはなあに??
―> 現時点で頻繁に使うツールでもあることから、次の3種
o Clover Configurator アプリケーション
o Kext Updater アプリケーション
o Clover_v2.4-r49xx パッケージ
p4: 一つのH/Wシステム(自作PCを含む)に、Hacintosh環境とWindows10環境を平和的共存ってできるの??
―>残念ながら、Windows 10ではサポートがあり問題なく利用できても、即 それが「Hacintosh(macOSx)でも稼働する/サポートあり 」を意味(保証)するわけではありません。Hacintosh(macOSx)ではサポートされず動かないH/Wパーツもあります。
この点は、Window 10(?)との平和的共存を希望しても、最終的にmacOSxに 本気度100%で軸足を置けるかどうかにかかっています。 なんとなれば、Hacintosh での原因不明の不具合が起きた時に、 やむを得ず、Windows10環境でしか使っていない機器・パーツを取り外して、問題領域の限定作業を行う場面に遭遇することが起こりえるからです。
それぞれ専用にシステムを持つ(保守)する別案もありえますが、設置場所と 追加購入する予算面で難しかと。
(つづく)