Folding@home とかBOINCとか
もう知ってるよ〜とか参加してるよ〜、という方もいらっしゃると思いますが、PC/Macの空きリソースを利用した分散コンピューティングで、新型コロナウィルスの解析を試みるプロジェクトが進行しています。
このところIT系ニュースサイトで時々話題になるのが、Folding@homeですね。
自宅のPCで新型コロナウイルス治療に向けた解析が可能に - PC Watch
また、BOINCという分散コンピューティングプラットフォームの方でも、新型コロナウィルスの解析に対応したプロジェクトがいくつか出てきています。今の所、Rosetta@Homeプロジェクトが対応済み、World Community Gridが最近対応したっぽいです。
どちらもMacOS用クライアントがあるので、それをインストールすれば参加するのは簡単です。
一応、どちらのクライアントも動かしましたが、
・Folding@home
→解析に割り振るリソースを任意に変えることが出来るので長時間解析作業させても消費電力的に優しい。
→ただし、metal対応ではないためGPUでの解析はできない。
・BOINC
→空きリソースを全力で解析に回すので、長時間の解析を行うと消費電力的には厳し目。
→プロジェクトによってMacOSで参加不可、GPU解析未対応というものがある。
Rosseta@home、World Commnity GridともにMacOS参加OKだけど、GPU解析は未対応。
と、どちらも一長一短という感じですね。(もちろん、通常の操作や利用に影響が出ないようには配慮されていますので、操作レスポンスが悪くなるということはないです。)
リソース制限のやりやすいFolding@homeのほうが参加しやすいかと思うので、今から参加するのであればFolding@homeかな?
いろんなプロジェクトに参加して電気代厭わずゴリゴリ貢献したいのであればBOINCに。自分は、どちらかというとこっち派なのもあって、多コアに進んだというのもありますので、HackintoshではBOINCクライアントを24h/365dで動かしています。
#Folding@homeは、Linuxサーバに任せてる、というのもありますがね。