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OpenCore 0.9.2 から0.9.3に更新

OpenCoreの0.9.3が公開されていたので0.9.2からアップデートしました。config.plistに変更はありませんでしたので、0.9.2 のconfig.plistそのままでも動きます。

0.9.3をダウンロードする

公式のダウンロードページは以下です。Kext Updater.appがダウンロードしてくれる内容を使っても良いです。バグフィックスと機能追加がされているようですが、大きな変更は無いようです。

OpenCore bootloader. Contribute to acidanthera/OpenCorePkg development by creating an account on GitHub.
Releases · acidanthera/OpenCorePkg - GitHub

OpenCore 0.9.2とmacOS Venturaで動作確認していた手元のマシンは以下です。今回のタイミングで、AppleALC.kext、Lilu.kext、WhateverGreen、VirtualSMC関連がアップデートされましたのでそれを入れ替えてました。そのほかのkext類は0.9.2の時のままです。

.efiファイルを差し替える

更新するために、今までと同様に、X64フォルダの中身を、現用のファイルと入れ替えます。入れ替えるべきファイルは、いつもの通り以下でした。

ACPIとKextsは、OpenCoreの範疇では無いので変更不要です。

config.plistを作り直す

現在のconfig.plistをconfig_old.plistと改名し、配布パッケージに入っているsample.plistをコピーして持ってきて、これをconfig.plistにしました。Xplistを使って、双方を開いて、古いconfig.plistの項目をコピーする方針で、新しいconfig.plistを作りました。

この際、plist直下の#WARNINGの4行と、plist/NVRAM/Add/7C436110-AB2A-4BBB-A880-FE41995C9F82の#INFO (prev-lang:kbd)のコメント行は、それぞれ削除しました。特に後者は、これが書いてあると起動に失敗することがあります。

新たにsample.plistに追加された項目は以下です。

追加された項目はデフォルトでも問題無いようでしたので、古いconfig.plistのままでも、変更なしで起動します。

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