macOS Sonoma 14のPublic Beta 4が公開されていました。OpenCore 0.9.4と最新Kextで起動するZ690マザーボードにインストールしたところ問題なく動作しました。
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Sonoma Public Beta 4が来た
米国時間の2023/8/22にSonomaのPublic Beta 4 にして、Dev Beta 6に相当するベータ版が無償配布されました。前回はBeta 1をインストールしましたが、Beta 2とBeta 3は見逃してしまいました。それでBeta 4をインストールしてみることにしました。
今回も今までと同様、developer.apple.comにはApple silicon版しかありませんでした。
「システム設定…」「一般」「ソフトウェアアップデート」にもBeta 4の通知は来ていますが、ダウンロードを試みると、これも
前回同様に、インストールできないと言われます。
そこで、再びこちらのサイトのリンクからダウンロードしました。ダウンロード先は、https://swcdn.apple.com/というサーバーで、アップルがソフトウェア配布に使用しているサイトです。ここからダウンロードしたPublic Beta 4のファイルはpkg形式です。
ダブルクリックして、適当なフォルダにインストールすると、その中にmacOS 14 public beta 4インストーラが出来上がります。
インストールする
インストールしたコンピュータは、ASRock Z690 Steel Legend、13900KF、 Radeon RX 6600の自作PCです。OpenCore 0.9.4とmacOS 13.5で動作しています。
macOS Ventura 13.5に更新しました。特に問題なく、安定して動いてます。動作確認したマシン構成は、ASRock Z690 Steel Legend、13900KF、 Radeon RX 6600です。OpenCoreとkext類は最新です。Venturaの13.5の案内が「システム設定」「一般」「ソフトウェアアップデート」に来ていました。メジャーなアップデートだけあって、サイズも1.04GBあります。とはいえ、内容はバグ修正とセキュリティーアップデートのようです。そのまま「今すぐインストール」ボタンを押したところ、自動的にアップデートされました。再起動回数は3回でした。... macOS Ventura 13.5 に更新 - Boot macOS |
このmacOSの環境から、入手したインストーラを起動しました。
今回も、テスト用に用意した2.5インチSATA SSDをフォーマットして、これにインストールしました。再起動の様子を観察していなかったのですが、おそらく今までと同じく、最初の再起動では、macOS Installerというボリュームが、2回目は、インストール先のボリュームが自動的に選択されたと思います。それで自動的にインストール終了しました。
動作確認
特に問題なく動作してます。WiFiが動作しない状況は変わってません。それ以外は、問題なく動作します。ビルド番号は23A5328bでした。デフォルトの壁紙が、カラフルな抽象模様から、おそらくはSonomaの葡萄畑に変わってました。
また、これは最初のベータ版から気づいていたのですが、文字入力の状態がカーソル位置に表示されるのが地味に便利です。英語キーボード派なので、Caps Lockを日本語・英数字の切り替えに使っています。時々、切り替え状態を間違えるのですが、Sonomaからは、カーソル位置に、「A」または「あ」のマークが現れて、どちらに切り替わったかを知らせてくれます。これだけでも早くSonomaに移行したいと思います。
まとめ
macOS SonomaのPublic Beta 4が公開されたのでダウンロードして動作確認しました。WiFiは使えないですが、それ以外の動作は試した限り問題ありませんでした。