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Clover 4558で登場したApfsDriverLoader.efi

ApfsDriverLoader.efi

Clover 4558が先ほどアップデートされましたが、これに新しいefiドライバであるApfsDriverLoader.efiが追加されました。これをdrivers64UEFIに入れておくと、DiskIOプロトコルを利用してAPFSコンテナからapfs.efiをロードしてくれるものらしいです。5chで教えてもらいました。

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ブートの手順とそれに必要なファイル類について、こちらで説明しました。ブーとボリュームがAPFSの場合は、ブートストラップローダを読み込むためにapfs.efiが必要でした。しかし、ApfsDriverLoader.efiを使えば、手作業でapfs.efiを用意する必要がなくなりました。過去の記事にも加筆しておきました。

↓ブートストラップ                     ご存知のようにコンピュータを起動することをブートす…
Hackintoshの長靴 (ブート) - Boot macOS

試しに、EFI/CLOVER/drivers64UEFIからapfs.efiを削除して、代わりにApfsDriverLoader.efiを入れて起動してみたところ、Cloverのブート選択画面で無事APFSディレクトリが表示されました。今までは、バージョンアップでapfs.efiが更新されると、そのたびに念のために新しくなった /usr/standalone/i386/apfs.efi をESPコピーしていました。ブート時に自動で取り寄せてくれるのでこの作業が不要になったようです。

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