OpenCore Legacy Patcher (OCLP)の 2.0.0がリリースされました。Sequoiaのベータ版にインストールしたところ、SequoiaでもBroadcomのWi-Fiが使えることを確認しました。
Sonoma以降で使えなくなったBroadcomのWi-Fiは、OpenCore Legacy Patcher (OCLP) を使うと復活できます。詳細は以下の記事をご覧ください。
OCLPがSequoiaに対応
SonomaのWi-Fi対応のために使っているOCLPから、アップデートの案内が出てました。Ver. 2.0.0になって、Sequoiaに対応したようです。
そこで早速試してみることにします。
Sequoiaベータ版にインストール
ここからは、Sequoiaベータ版を起動して進めました。ASRock Z690 Steel Legend、13900KF、 Radeon RX 6600を以下の設定で使ってます。
Sequoiaベータ版は、メインで使っているSSDとは別のSSDにインストールしてあります。コンピュータのUEFIの起動は、SonomaがインストールされたメインのSSDで行い、OpenCoreの起動ボリューム選択で、Sequoia SSDを起動します。なので、OpenCoreの設定やkext類はSonomaを動かしている状態のままです。
次に、OCLPリリースページから、2.0.0をダウンロードします。
https://github.com/dortania/OpenCore-Legacy-Patcher/releases
ここから、OpenCore-Patcher.pkgをダウンロードしました。pkgファイルを開くと、インストーラが起動します。
インストール終了すると、アプリケーションフォルダの中にOCLPアプリができているので起動します。
ここで、Post-Install Root Patchを選ぶと、Wi-Fi関係のパッチを当てられます。
再起動するとWi-Fiが使えるようになってました。
まとめ
OCLPがアップデートされて2.0.0になり、Sequoiaに対応しました。そこでSequoiaベータ版で、動作を確認しました。OCLPを起動してボタンを押すだけでWi-Fiが動作するようになりました。SonomaとSequoiaの差は少ないようで、同じOpenCore設定で問題なく動作してます。OCLPのおかげでWi-Fiも動くようになったので、Sequoiaリリース日には、すぐに移行しようと考えてます。