Kaby Lake世代CPUでの作例です。スリープ、iMessage, FaceTimeが機能します。純正無線モジュールなのでContinuity関連も問題ありません。270チップセット世代で唯一の白いマザーボードです。
Table of Contents
ハードウェア
- マザーボードはMSI H270M MORTAR ARCTIC
- CPUはIntel(R) Core(TM) i7-7700K CPU @ 4.20GHz
- グラフィックスはRadeon RX580, ブランドはSapphire(OOBで動作)
- WiFi/BluetoothはBCM94360CD(OOBで動作)
BIOS設定
こちらの設定どおりです。
今回は、Hackintoshのためのマザーボード (BIOS) の設定について書いておきます。Windowsなら適当に設定しても、大きな問題は起きないと思います。でもmacOSをインストールする場合には、間違えると起動しないという重要設定項目が少しだけあります。基本設定 最初は工場出荷状態:大体は工場出荷状態で良いです。デフォルトにまずは設定します。最近のマザーボードは、以下の項目が大体デフォルトで設定されています。なので工場出荷時状態にするだけでmacOSが起動することが多いです。 SATAのモードはAHCIモード:最近は、AHCIモー... マザーボード (BIOS) 設定 - Boot macOS |
ソフトウェアと機種ID
- macOS Mojave 10.14.4 (18E226)
- Clover v2.4k r4920
- iMac18,3
EPSの設定
kext類 (kexts/Other)
- AppleALC.kext
- IntelMausiEthernet.kext
- Lilu.kext
- USBInjectAll.kext
- VirtualSMC.kext
- WhateverGreen.kext
マザーボード搭載LANはIntel I219-Vで、オーディオはRealtek ALC892 です。そこでLANのためにIntelMausiEthernet.kextを使います。また、オーディオはAppleALC.kextで動きます。
efiドライバ (dirver64EFI)
- ApfsDriverLoader-64.efi
- DataHubDxe-64.efi
- EmuVariableUefi-64.efi
- FSInject-64.efi
- OsxAptioFix2Drv-free2000.efi
- SMCHelper-64.efi
- VBoxHfs-64.efi
ブート時のメモリ領域配置の関係で、OsxAptioFix2Drv-free2000.efiが必要でした。AptioMemoryFix-64.efiなどでは起動時に禁止マークが出ます。DataHubDxe-64.efiは不要かもしれません。
追記:Clover 5018にしたついでに、OsxAptioFix2Drv-free2000.efi をOsxAptioFix3Drv.efi に交換してみたところ、問題なく起動しました。また、他のefiも調整しました。DataHubDxe.efiは不要でした。またSMCHelper.efiはVirtualSMC.kextでは不要と聞いたので外しました。代わりにVirtualSmc.efiを入れました。現時点で使用しているefiファイルは以下です(2019/7/17)。
- ApfsDriverLoader.efi
- EmuVariableUefi.efi
- FSInject.efi
- OsxAptioFix3Drv.efi
- VBoxHfs.efi
- VirtualSmc.efi
config.plist
以下です。実機で未使用のシリアル番号を生成して書き込みましたので、このままでも問題なく使えます。しかし、Apple社のサービスを使う前にシリアル番号、UUIDを独自の値に設定し直してください。
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