マザーボード (BIOS) 設定

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今回は、Hackintoshのためのマザーボード (BIOS) の設定について書いておきます。Windowsなら適当に設定しても、大きな問題は起きないと思います。でもmacOSをインストールする場合には、間違えると起動しないという重要設定項目が少しだけあります。

基本設定

  • 最初は工場出荷状態:大体は工場出荷状態で良いです。デフォルトにまずは設定します。最近のマザーボードは、以下の項目が大体デフォルトで設定されています。なので工場出荷時状態にするだけでmacOSが起動することが多いです。
  • SATAのモードはAHCIモード:最近は、AHCIモードがデフォルトだと思います。AHCIじゃ無いとデータが読めなくて起動しません。
  • HEPTはEnable。もしくは設定する項目があれば64bitモードに。
  • シリアルとパラレルI/OはDisable:macOS 10.11以前ではシリアルとパラレルのI/Oが有効だとカーネルパニックを起こして起動しないことがあります。そこで無効にします。10.12以降では有効でも起動します。でも、これらを使わないなら無効にした方が安全で効率的だと思います。
  • USBのXHCI Hand-offはEnable
  • Windows関連の機能は全部Disable:デフォルトもDisableだと思いますが全部Disableにしておきます。Fast BootなどもDisable
  • CPUのIntel VT-D TechはDisable:これもEnableになっていると起動しません。ちなみにIntel Virtualization TechはEnableでも良いです。Enableになっていないと仮想マシンが動きません。

tonymacx86にはメーカーごとに設定の案内があります。ちょっと古い記事ですし、上で述べたように最近はデフォルトでほとんどokなのですが、起動しないなどのトラブルがある場合にはチェックすると良いです。

カーネル読み込み失敗を防ぐための設定

ここまでの設定で、ほぼ大丈夫なはずです。ただmacOSでは使われないので、外しておいた方が良い項目もあります。不要な項目があるとmacOSカーネルを読み込むメモリー領域が細分化されて不足する場合があります。その場合、起動開始直後に失敗する、たまに失敗する、失敗するけどたまに成功する、などの現象が発生します。また、最新マザーボードにはメモリー細分化を防ぐメニューも加わっているようです。必須ではありませんが以下の設定も検討しましょう。

  • Above4GDecoding: enableにします。これにより4GB以上のメモリー空間を使うことになり、カーネル読み込み失敗を防ぐ効果があります。ただしX99, X299などでは問題を引き起こす可能性があるので、注意して設定してください。
  • Boot Options -> Windows8.1/10 mode: この設定にすることで、レガシーなコードが使用するメモリーを節約できます。これ以外の選択肢に「other OS」がありますが、これはmacOSの事を指しているのではなく、古いバージョンのWindowsの事を指しています。
  • CSM: disableにします。レガシーサポートのためにたくさんのメモリを消費します。macOSでは不要です。
  • Intel SGX: disableにします。Software Guard Extensionsという名前の機能ですが、これもメモリ領域を多量に消費しますが、macOSでは何の効果もありません。
  • Parallel Port: disableにします。上の基礎設定の項目でも説明しましたが、macOSでは使いません。
  • Serial Port: disableにします。同じくmacOSでは使いません。
  • iGPU: どうしても起動に失敗する場合はiGPUを切ることも検討しましょう。
  • Thunderbolt: TBを使わない、搭載されていない場合はdisableにしましょう。これもメモリーを削減できます。これ以外に、Intel WiFi, Intel Bluetooth, SDカードなど、macOSで使用できない機能はdisableにすると良いです。
  • LED lighting: 起動に失敗する場合はdisableにすることも検討しましょう。
  • Legacy USB: これは多分不要です。USB接続フロッピーなどを使う予定がなければ多分不要です。

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