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Macに搭載されたCPU

macOSをMac以外のマシンで動かすことは想定されていません。なのでmacOS開発陣が動作保証するCPUは、Macに搭載されたCPUだけです。この記事ではMac搭載CPUを列挙しました。Hackintoshを作る際のCPU選びの参考にしてください。

実機のCPUとiGPU

macOSはMacのために開発されていますので、正式に対応しているCPUはMac搭載CPUだけと言えます。実際には、Mac搭載CPUに近い仕様のCPUならばmacOSは問題なく動きますが、それはたまたま動いていると考えるべきかと思います。macOS開発陣は、そのCPUでの動作チェックをしていないと思います。HackintoshのCPU選びは、以下の記事にまとめておきました。そのCPUが実機に搭載されているかどうかは、パーツ選びの重要なポイントと思います。

 Hackintoshのオススメは自作です。自作することで動作の確実なパーツを選択することができます。ここでは、現行のmacOSを動かすことを前提に、Hackintoshの自作方法を紹介します。tonymacx86のサイトでは、推奨パーツのリストが作られています。このブログでも、自作Hackintoshのためのパーツ選びについて書いていきます。まずはCPU編です。(2020/7/7更新)第10世代のComet Lake CPU第10世代デスクトップ向けCPUがComet Lake-Sです。型番が10から始まります。現時点 (2020/7/7) ではまだこれを搭載したiMacは発売されていませんが、間...
Hackintoshのパーツ選び 【その1:CPU編】 - Boot macOS

そんなCPU選びの場面で便利に使えるMac搭載CPUの一覧情報って、ありそうでなかなか無かったかと思います。MacTracker.appなどのアプリやMacの仕様をまとめたページはたくさんありますが、CPU選びに使うには使いにくいです。そこで、公開されているMacの仕様から、搭載CPUの一覧を作ってみました。全部調べるのは大変ですので、CatalinaでもサポートされているIvy Bridge以降のCPUとそのiGPUについて、まとめました。

デスクトップMac

iMac

自作PCでHackintoshを作る場合にCPU選びの基準となるのはiMacです。パーツ店で買えて、市販のマザーボードに搭載できる「組める」CPUが採用されています。なのでiMa搭載CPUは、自作PCのCPU選びの基準になります。末尾がKなのは、オーバークロック対応CPU (実機ではOCしていません)、Sなのは省電力モデルです。無印とクロックが違うだけですので、macOS互換性は変わらないです。かつてのエントリーモデルiMacで使用されたUとRは、半田付けタイプのCPUですので、自作PCの対象にはなりにくいです。

iMacにはiGPUのみで稼働するモデルと、専用のGPU(dGPU)を別途搭載しているモデルがあります。dGPUを前提とした使われ方をしているCPUや、それに対応するMacのモデル番号を使用する場合には、ビデオカードと組み合わせて使う方が安定すると思われます。

iMac Pro

Hackintoshコミュニティでそれほど積極的には解明されていないXeon搭載なので、自作の参考にはあまりならないかと思います。

Mac mini

miniは概ねモバイルCPUが搭載されています。Macmini8,1に搭載の末尾がBのモデルは、半田付けタイプですが、無印と同一の仕様です。中身は同じと考えて良いです。miniは、すべてがiGPUで動いています。なのでiGPUはmacOSでサポートされていると考えて良いです。

モバイルMac

MacBookシリーズには半田付けタイプのCPUしか搭載されていません。なので、通常の自作PCでは、あまり参考にできないです。ただ、Intel NUCのようなCPU搭載ベアボーンとして提供されている製品や、ノートPC選びの参考になります。CPUが実機と同じならHackintoshの成功率は高いです。Intel NUCには、7567U、5557U、5250U、4250U、3427U搭載モデルがあります。これらはMacBook AirやMacBook Pro搭載CPUです。これらのCPUは一般的なのか、NUC以外の他社の小型べアボーン製品やノートPCでもよく使われています。

CPUが違っても、iGPUが同じなら、これもHackintoshできる可能性が高いと考えて良いです。そのiGPUのためのドライバーがmacOSに含まれているのでiGPU表示が期待できます。また、iGPUが同じなら、CPU仕様も類似しているので、macOSとの互換性が高いと言えます。例えば初代NUCでは3217Uが使われましたが、これはMacBookAir5,1搭載の3317Uに近いのでmacOSとの互換性が高かったです。

Next Unit of Computing (NUC)はIntelが提唱する小型ファームファクタのコンピュータです。10.16 × 10.16 cmのサイズの基板に、モバイル向けCPUが搭載されたマザーボード製品やベアボーン製品として販売されています。今のIntelのモバイル向けCPUはソケットではなく半田付けするタイプなので、自作したい場合にはNUCのようにマザーボードとセットになった製品しか選択肢がありません。Intelのモバイル向けCPUは、MacBookシリーズ、Mac mini、さらには一部のiMacで使われているので、Hackintoshする上での互換性は高いです。NUCでmacOS...
NUCで作る超小型macOSマシン - Boot macOS

MacBook Air

MacBook AirはすべてiGPUで動作します。同じCPUが使えれば、動作も表示も安定しています。

MacBook Pro

MacBookシリーズの主力機であるMacBook Proには多数のモデルがあり、搭載CPUも多いです。MacBook Proの一部のモデルはdGPUを搭載しています。

MacBook

無印MacBookは、さらに省電力を追求しています。自作PCではあまり機会がないかもしれません。以前紹介したLattePanda Alpha初号機は7Y30を使用していて、MacBook10,1搭載の7Y32に仕様が近いのでmacOSとの互換性が高いです。

LattePanda Alpha 800は、Intel Core m3-7Y30を搭載したシングルボードコンピュータです。MacBook 2017に搭載されているm3-7Y32のクロック違いバージョンなのでmacOSとの互換性が高いです。3回にわたって過去に紹介しましたが、まとめ記事にしました。ハードウェア 本体は LattePanda Alpha 800 (他に864があり。搭載無線はBIOSでdisable) CPUは Intel(R) Core(TM) m3-7Y32 CPU @ 1.10GHz グラフィックスはIntel HD Graphics 615 SSDはSATA M.2 SSD WD WDS120G2G0B (NVMeも使用可能) WiFi/BluetoothaはDW1560 (Continuity非対応)A...
LattePanda Alpha 800, m3-7Y30 - Boot macOS

CPU番号順のリスト

上の情報を、CPUの番号順に並べました。そのCPUがMac搭載CPUなのかどうか、すぐに調べられるのではと思います。

デスクトップCPU

Mac搭載CPUのうち、自作で使えるLGAタイプのCPUです。一般のマザーボードのソケットに付けられます。KモデルはOC対応、Sモデルは省電力版です。これに、BGAタイプの半田付けするCPU(末尾がRとB)も含めました。内部は無印とほぼ同様なので、同番号の無印CPUのモデルIDとして使えると思います。どこかでジャンクのデスクトップPCを見つけた時に、この番号のCPUだったらぜひ確保してHackintoshしましょう。

モバイルCPU

モバイル用のCPUです。iGPUも併記しました。ノートPCのCPUがこの番号でしたら、ぜひHackintoshを試みたいところです。

モバイルバージョンを終了