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macOS Big Sur 11.0 Beta 9 をインストール

Beta 9がパブリックベータとして公開されたので、Beta 6からアップデートしました。ビルト番号は20A5384cです。Radeon 5700XTの性能がかなり向上しました。Z490, 10900K, OpenCore 0.6.1の環境で快適に動作しています。

インストール手順

前回の記事で入れたBeta 6マシン(Z490 + 10900K + 5700XT)

Beta 6が公開されたのでアップデートしました。ビルト番号は20A5364eです。Beta 5では起動で失敗していたComet Lake-Sで、Beta 6は動きました!また、Cataliaに比較してRadeon 5700XTの性能が向上していることを確認しました。インストール手順前回の記事では、createinstallmediaコマンドを使ってインストール用USBメモリを作成し、それで起動してSSDにインストールしました。今回はUSBメモリを作るのが面倒だったので、真っ新な2.5インチSATA SSD(今回は250GB)をCatalinaマシンに接続し、フォーマットし、macOS Big Surベータ版イ...
macOS Big Sur 11.0 Beta 6 をインストール - Boot macOS

のソフトウェアアップデートにmacOS Big Sur Betaの案内が来ていました。

このMac用のアップデートがあります
・macOS Big Sur Beta 9 11.0

という表示です。Beta 6からBeta 9に飛んだのは、パブリックベータだからだと思います(もしかしたら途中のアップデータに気づかなかったのかもしれませんが)。

早速「今すぐアップデート」ボタンを押したのですが、ダウンロードが開始した後で、「インターネットの接続を確認してください」というようなエラーが出て進まなくなりました。夢日記で紹介されている状況とおそらく同じだと思います。さらに、別のCatalinaマシンもベータテスターに登録しているので、こちらでもダウンロードを試みましたが、やはりネットが不調というメッセージで止まります。

サーバが不調なのかと思い、一晩待ちましたがやはり同じエラーでした。そこで、ベータテストのサイトからmacOSPublicBetaAccessUtility.pkgをダウンロードし直して、インストールし直したところアップデートが進みました。自動的に何回か再起動して、問題なくアップデートが完了しました。一方のCatalinaマシンも、macOSPublicBetaAccessUtility.pkgを入れ直すことでダウンロードが成功しました。原因は不明ですが、何らかのアクションをすると改善するようです。

インストールが終わったBis Sur Beta 9はとても快適です。この分ならメイン環境として使っても良いと思いました。OpenCoreなどのバージョンは以下のとおりです。

5700XTの性能がさらに向上

このマシン (Z490 + 10900K) にはRadeon 5700XTを取り付けてあります。Beta 6の時と同様に、その性能をGeekbench 5で測定しました。下のグラフはCatalina 10.15.6、Big Sur Beta 6、Beta 9との比較です。OpenCLとMetalでそれぞれ3回測定した結果を平均しました。さらに比較のために以前紹介したCatalina 10.15.5でのRX 580の結果も掲載しました。

Radeon 5700XTの性能がかなり改善されています。Beta 6では、RX 580と比較して、OpenCLでは優っているもののMetalで負けていました。Beta 9ではBeta 6より2~3割改善されて、OpenCLもMetalもどちらもRX 580のスコアを上回りました。5700XTの性能をようやく引き出せるようになったようです。

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