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HACKINTOSHのパーツ選び 【その3:グラフィックス編】10.14以降版

これは古い情報です。10.16 Catalina以降のmacOSのためのグラフィックスカードについてはこちらをご覧ください。

CatalinaのためにどのGPUを選んだら良いかという記事がありましたので抄訳して紹介します。また、その後のmacOSでNaviシリーズがサポートされたので、この情報を追記しました。結論は、AMDならばRadeonの RX 6600, RX 6600 XT, RX 6800, RX 6800 XT, RX 6900 XT RX 5500, RX 5500 XT, RX 5600, RX 5600 XT, RX 5700, RX 5700 XT RX 460 / 560 / 470 / 570 / 480 / 580 / 590 RX Vega 56 / 64 / VIIを、Nvidiaならば Kepler シリーズ (GTX 6xx, 7xx など)が動きます。ただし、MontereyからKeplerシリーズは動かなくなりました。古...
macOSのためのGPUの選び方 - Boot macOS

Hackintosh自作に適したグラフィックスカードを紹介します。macOS 10.14 Mojave以降のmacOSでHackintoshする人向けに情報をまとめました。10.13以前のmacOSの情報を含む詳しい経緯は、以下をご覧ください。10.13.4から10.13.6の情報はこちらをご覧ください。

このページは古い情報です。macOS 10.14以降で使うGPUの情報は以下をご覧ください。Hackintosh自作に適したグラフィックスカードを紹介します。10.13.4以降の最新macOSでHackintoshする人向けに、最新情報のみをまとめました。それ以前のmacOSの情報を含む詳しい経緯は、以下をご覧ください。2018年7月17日Hackintoshグラフィックスの選択肢一般的な自作PCと同じ状況なのですが、現在のコンピュータグラフィックスチップは、Intel, AMD, NVIDIAの3社でほぼ独占されています。この中から選ぶことになります。Hackintoshで使うことを検討...
Hackintoshのパーツ選び 【その3:グラフィックス編】10.13.4以降版 - Boot macOS

10.13.3以前の情報はこちらをご覧ください。

このページは古い情報です。最新の情報はこちらをご覧ください。【2018年4月2日改訂:10.13.4以降のRadeonの近況を追記しました。】【2017年12月17日改訂:Radeonの近況を追記しました。】【2017年12月1日改訂:CloverのRadeon対応を追記しました。】Hackintosh自作に適したグラフィックスカードを紹介します。NVIDIAかAMD(ATI)かグラフィックスカードの2大メーカが、NVIDIAとAMDで、自作する人たちの中では、どっちが良いのかという議論で盛り上がることも度々です。歴代のMacintoshはそのどちらも使っていましたが、最近はAMD派です...
Hackintoshのパーツ選び 【その3:グラフィックス編】 - Boot macOS

Catalinaを前提とした場合の情報はこちらをご覧ください。

CatalinaのためにどのGPUを選んだら良いかという記事がありましたので抄訳して紹介します。また、その後のmacOSでNaviシリーズがサポートされたので、この情報を追記しました。結論は、AMDならばRadeonの RX 6600, RX 6600 XT, RX 6800, RX 6800 XT, RX 6900 XT RX 5500, RX 5500 XT, RX 5600, RX 5600 XT, RX 5700, RX 5700 XT RX 460 / 560 / 470 / 570 / 480 / 580 / 590 RX Vega 56 / 64 / VIIを、Nvidiaならば Kepler シリーズ (GTX 6xx, 7xx など)が動きます。ただし、MontereyからKeplerシリーズは動かなくなりました。古...
macOSのためのGPUの選び方 - Boot macOS

結論としては、AMDのRadeon RX 560/570/580/590、Radeon VII、VEGA 56/64がおすすめです。

AMDグラフィックス

10.14以降のmacOSでは、AMDグラフィックスがお薦めです。AMD Radeon RX 470/480/560/570/580/590およびVEGA 56/64の4モデルならば取り付けるだけでそのまま動きます。10.13.4からThunderbolt 3接続の外付けGPUボックスがmacOSで正式にサポートされたからです。

AppleはeGPUで使うカードをいくつか推薦しています。また、eGPUボックスを実際に開発しているSonnetも推奨AMD GPUを発表しています。これらを使えば、簡単にHackintoshできるので、お勧めです。このうち、Pro WXシリーズは高価なので一般的なHackintoshからは除外できるかもしれません。なので実質的には、

廃盤製品を中古から探しても良いなら

も候補になります。

Vegaでは搭載空冷ファンのコントロールが効かず最大スピードになるという報告もあります。それも直せたという報告もありますので、対応可能なようです。  一般的な自作PCの世界では、AMDの製品は、NVIDIAと比較して上位機種の性能、性能あたりの消費電力で未だに劣っていると言われています。ただ、これはWindowsで使うことを前提にした話です。macOSで使う場合、AMDはOSで正式にサポートされているアーキテクチャなので、色々と最適化されています。例えば、Final Cut Pro Xなどを使って性能比較すると、同じ性能ランクのNVIDIAよりも良いスコアを出します。


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NVIDIAグラフィックス

NvidiaはmacOS用のドライバを供給してくれていたため、多くの製品がmacOSで動きました。ただMojaveでは手こずっているようです。Appleの認可が得られないため遅れていると噂されています。Mojaveが出てから間も無く3ヶ月になりますが、まだドライバが出る気配がありません。そのため、残念ながら現行のNvidia GPUはMojaveで動きません。

Keplerアーキテクチャとそれ以前の古いカードは、Nvidiaのドライバを入れなくてもmacOSの標準ドライバだけで動きます。なのでMojaveでも動きます。Keplerアーキテクチャの代表的なモデルは以下です。

macOSの標準ドライバだけで動く古いNVDIAカードはたくさんあります。例えば以下のような製品が手に入るなら、安価に使えるようです。

ただしHigh Sierra以降では、Keplerは動くけど、それより古いFermiは動かなかったという報告があるようです。あまり古いものは避けて、Keplerのモデルにしておいたほうが無難かもしれません。できるだけ安く探すとなるとGT 710とかGT 730あたりでしょうか。

Intel CPU内蔵GPU

MacintoshでIntel CPU内蔵GPU (iGPU) を使っている機種は多数あります。これらと同じGPUは問題なく使用できると考えて良いです。純正Macで採用されていないIntel GPUも、近いモデルならば動くことがあります。 MojaveからはMetal対応のGPUのみがサポートされるようになります。Sandy Bridge以前のIntel CPU内蔵GPUは、Metalに対応していません。Ivy Bridge以降のCPUならば大丈夫です。ちなみにMojaveをサポートしているiMacとMac mini 2018が搭載しているデスクトップ向けIntel HD Graphicsは

です。Intel UHD GraphicsはMojaveからサポートされています。 ただCPU内蔵グラフィックスは、 時々画面が乱れるとか、スリープからの復帰に失敗してハングするなどの問題も報告されています。互換性のあるPCIeのグラフィックスカードの方が安定しています。もともと、Intelのデスクトップ用CPUの内蔵GPUはモバイル用に比べて非力です。トラブルに遭遇したら「モバイル機種に負けるようなグラフィックスは使わない」と考えてPCIeグラフィックスカードを検討するのが良いと思います。

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