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Gigabyte Z370 AORUS Gaming 7, 8700K

Hackintosher.comの記事紹介です。Z370マザーボードとCoffee Lakeを使ってHackintoshを作りたいという場合に役立つ記事だと思います。

hackintosher.com

パーツ選択

High Sierra 13.Xを使えばCoffee Lakeはそのまま使えます。iGPUも使えます。Nvidia/AMDのグラフィックスも安定して使えます。この記事では、

の組み合わせを紹介しています。しかし、tonymacx86のガイドで紹介されているパーツなら、これ以外でも同様に問題なく動くと思われます。

www.tonymacx86.com

Clover設定とkext

上で紹介した、Hackintosher.comのページで、ESPに入れるべきファイルの一式を配布しています。これをSSDのESPにそのまま入れるだけで大丈夫なはずです。内容には多少気になる点はありますが、とにかく起動するファイル類を配布してくれているのは初心者にとってありがたいと思います。気になる点は以下です。

他にも気になるとことはありますが、配布されている内容で問題なく起動すると思います。そのあとで、config.plistの内容を理解しつつ、シンプルな構成に試行錯誤して書き換えていけば良いと思います。こちらを参考にしてください。

長ったらしくてわかりにくいconfig.plistの書き方を、簡単に説明してみます。config.plistは…
config.plistの実例紹介 - Boot macOS

マザーボードを設定する

以下のように設定すると良いようです。

こちらもご覧ください。

今回は、Hackintoshのためのマザーボード (BIOS) の設定について書いておきます。Windowsな…
マザーボード (BIOS) 設定 - Boot macOS

この後グラフィックスの設定をします。このHackintosher.comのガイドでは、グラフィックスカードを使用する場合は、iGPUをDisabledにするようにと書かれています。手元のマシンで経験したところでは、iGPUをDisabledにしているとあるタイミングでAMDのグラフィックス性能が急激に低下します。Enabledにしておくのが良いと思います。以下をご覧ください。

インストール手順

インストールの手順は、通常とほぼ同じですが、ESPに提供されたファイルを入れて使います。インストール用USBメモリなどにより起動用SSDにアクセスできる状態で、以下のステップを行います。

  1. SSDをフォーマットする
  2. macOSをこれにインストールする
  3. CloverをESPにインストールする(これは省略可能)
  4. ESPに入ったファイルをHackintosher.comで提供されているファイルと置き換える

3.は省略可能ですし、2.と4.の順番を逆にしても大丈夫なはずです。本ブログの解説記事も参考にしてください。

macOSをインストールする方法をご紹介してきたのですが、多数の記事に分散してしまっています。そこで、macO…
Hackintoshの作り方(総集編:10.13版) - Boot macOS

まとめ

この記事の説明と配布ファイルで、とにかく起動すると思われますので、特に初めて挑戦する方にとってありがたいページかと思います。とにかくHackintoshが動けば安心できます。動いたところで、config.plist, kext, efiドライバなどを調査して最適化すると良いと思います。

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