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Hackintoshの作り方(総集編:10.14版)

macOSをインストールする方法をご紹介してきたのですが、多数の記事に分散してしまっています。そこで、10.14 Mojaveをインストールするための参考になる関連記事へのポインタをまとめた総集編を作りました。より新しい10.15を対象とした情報は以下をご覧ください。

macOSをインストールする方法をご紹介してきたのですが、多数の記事に分散してしまっています。そこで、10.15 Catalinaをインストールするための参考になる関連記事へのポインタをまとめた総集編を作りました。10.14を対象とした情報は、以下をご覧ください。10.13を対象とした情報は、以下をご覧ください。手順の概要を把握するこちらは9TO5MacのライターのJeffさんのビデオです。テンポよく紹介されていますので、全体の流れを確認するのに良いと思います。High Sierra時代のビデオですが、ほぼ変わらないので参考にしてください。ma...
Hackintoshの作り方(総集編: macOS 10.15版) - Boot macOS

古い10.13を対象とした情報は、以下をご覧ください。

macOSをインストールする方法をご紹介してきたのですが、多数の記事に分散してしまっています。そこで、macOS 10.13 High Sierraをインストールする際に参考になる記事へのポインタをまとめた総集編を作ってみました。10.14 Mojaveについては以下をご覧ください。手順の概要を把握するこちらは9TO5MacのライターのJeffさんのビデオです。テンポよく紹介されていますので、全体の流れを確認するのに良いと思います。macOSインストールのアプローチはたくさんありますが、一番おすすめなのは、Cloverを使ってバニラなインストールをする...
Hackintoshの作り方(総集編:10.13版) - Boot macOS

手順の概要を把握する

こちらは9TO5MacのライターのJeffさんのビデオです。テンポよく紹介されていますので、全体の流れを確認するのに良いと思います。High Sierra時代のビデオですが、ほぼ変わらないので参考にしてください。

macOSインストールのアプローチはたくさんありますが、一番おすすめなのは、Cloverを使ってバニラなインストールをすることだと思います。そのことを説明しています。

ハードウェアを用意する

Hackintoshを作るためには、互換性のあるハードウェアを自由に選んで組み合わせられる自作PCが、問題が少なく楽です。ノートPCなども可能ではありますが、上級者向けだと思います。以下では、第9世代CPUであるCoffee Lake-S Refreshで作った自作PCにMojaveをインストールする手順を書いておきましたので、参考にしてください。

 久々に最新パーツで組んでみたところ、macOSがすんなり動きました。インテルの第9世代CoreプロセッサCoffee Lake-S Refresh搭載のZ390チップセットマザーボードです。スロット数で選んだマザーボード最新パーツでHackintoshを作る上で、マザーボードは選択肢が豊富なパーツです。市販の300シリーズチップセット搭載マザーボードのほとんどでHackintosh可能です。拡張スロット構成、SATA/USB/m.2コネクタ構成、追加機能、色とデザインなど考慮して、各人の目的や好みに合わせて自由に選んで良いです。だいたいどれでもちゃんと動...
9900K搭載Z390マザーボードでHackintoshを作る - Boot macOS

CPUは、最新の第9世代Coffee Lake-S Refreshが良いと思います。Macで採用されている最新CPUは第8世代です。例えば最新Mac miniでは、モバイル版ではありますが、第8世代CPUが使われています。ピンが半田付け方式なだけで、デスクトップの第8世代Coffee Lake-Sと同じCPUですので、第8世代Coffee Lake-Sでも良いでしょう。インテルは現在、CPUの量産体制に問題があり、第8世代もローエンドモデルを中心にまだ現役ですので、入手は容易です。

 Hackintoshのオススメは自作です。自作することで動作の確実なパーツを選択することができます。ここでは…
Hackintoshのパーツ選び 【その1:CPU編】 - Boot macOS

そうすると、マザーボードは、CPUに合わせて370もしくは390チップセット搭載マザーボードを選ぶことになります。ただ、これもわざわざ古いマザーボードを選ぶ理由はないので390チップセットが良いと思います。

改訂版:Slideの設定について追記しました(2020/2/25) 改訂版:現在の状況に対応しました(2018…
Hackintoshのパーツ選び 【その2:マザーボード編】 - Boot macOS

MojaveではNVIDIAのweb driverがサポートされなくなってしまいました。なので、グラフィックスカードはAMDしか選択肢はありません。Web driverが不要な古いNVIDIAなら使えますが、古い製品をこれから調達することもないと思います。詳しくは以下を参考にしてください。

これは古い情報です。10.16 Catalina以降のmacOSのためのグラフィックスカードについてはこちらをご覧ください。Hackintosh自作に適したグラフィックスカードを紹介します。macOS 10.14 Mojave以降のmacOSでHackintoshする人向けに情報をまとめました。10.13以前のmacOSの情報を含む詳しい経緯は、以下をご覧ください。10.13.4から10.13.6の情報はこちらをご覧ください。10.13.3以前の情報はこちらをご覧ください。Catalinaを前提とした場合の情報はこちらをご覧ください。結論としては、AMDのRadeon RX 560/570/580/590、Radeon VII、...
HACKINTOSHのパーツ選び 【その3:グラフィックス編】10.14以降版 - Boot macOS

無線アダプタ、SSD, そのほかのパーツについても紹介しておきました。

5回目はストレージについてです。結論を箇条書きすると: SATAケーブルで接続する2.5インチSSD/HDD、…
Hackintoshのパーツ選び 【その5:SSD】 - Boot macOS

パーツ選びシリーズ最終回の6回目は、その他編です。その他のパーツは好きなものを選んで構いません。 メモリー:マ…
Hackintoshのパーツ選び 【その6:その他】 - Boot macOS

マザーボードのBIOS/UEFIを設定する

インストール先のコンピュータを組み上げたら、macOSが稼働するようにBIOS/UEFIを設定しておきます。この設定が間違っていると、それだけで起動しない場合もあります。

今回は、Hackintoshのためのマザーボード (BIOS) の設定について書いておきます。Windowsな…
マザーボード (BIOS) 設定 - Boot macOS

必要なソフトウェアを入手する

Hackintoshするには、macOS本体以外にオープンソースで有志が開発しているソフトウェアがいくつか必要です。必要なソフトウェアの名前で検索すれば、大抵の場合、ダウンロード先が見つかります。オープンソースのソフトウェアは、オリジナルを作った人の他に、いろいろな人がソースコードを引き継いで分岐(フォーク)して、開発を行なっている場合もあります。中には元祖の開発者が放置して、開発が止まっていることもあります。なので、検索して、現在一番活発に利用されているバージョンを使うのが良いです。ということで、古いハウツー情報のダウンロード先から入手するよりも、検索をして探すのがおすすめです。

Clover EFI bootloaderとefiドライバー

“Clover EFI bootloader”で検索します。以下が本家かと思われます。

https://sourceforge.net/projects/cloverefiboot/

こちらでも最新版が配布されています。

Automated Clover builds. Contribute to Dids/clover-builder development by creating an account on GitHub.
Releases · Dids/clover-builder - GitHub

Cloverをダウンロードすると、インストーラ、efiドライバ、テーマファイルなども一緒に入手できます。

kext類

FakeSMCをはじめとしたkext (カーネル拡張)が必要です。名前で検索します。例えば、FakeSMC.kextならば、”FakeSMC.kext”で検索すると、こちらで入手可能なことがわかります。

RehabMan / OS-X-FakeSMC-kozlek / Downloads — Bitbucket

こちらで紹介したKext Updaterを使うと、kextやCloverを個別にダウンロードすることもできます。こまめに更新されているので、最新版を確実に入手することができます。

Kext Updater古いバージョンの記事です。新しいバージョンに関しては以下をご覧ください。Hackintoshで使っているClover, EFIドライバ、kext類は、最新版を使うのが良いです。色々なバグが直されていて、安定しています。また常に最新にしておけば、macOSのバージョンアップにも対応できます。Mojaveに備えていつも最新状態にしておきたいものです。ただ、開発者の方々のページを巡回して最新版をチェックするのも大変です。Hackintoshで使用中のkext類最新版をチェックして、新バージョンがあった場合にダウンロードしてくれる便利な...
ワンクリックで最新kextに〜Kext Updater.app (Ver. 2) - Boot macOS

Mac上で導入用のUSBメモリを作る

次に、macOSを入手して、インストール用のUSBメモリを作ります。これは実際のMacで作業します。ついでに、実際のMacでこのUSBメモリが起動することを確認しておきましょう。次に、インストール対象のマシンで起動できるように、Cloverのインストールと設定も行っておきます。

Mac上でmacOSドライブを作る

冒頭で示した動画を含めて、多くのガイドではMac上で導入用のUSBメモリを作る方法を紹介しています。でも、最近では、本物のMacやHackintoshなどのmacOSが動くマシン(以下、親マシンと書きます)上でmacOSドライブを作る方が楽な気がしてきました。特にMojaveになったあたりから、createinstallmediaで作ったUSBメモリーからインストールしようとすると途中で止まってしまうことが時々あります。他のドライブを外したりすると解決することもありましたが、親マシンでインストールした方が確実です。

そこで、Hackintoshで使おうとするSATA SSDドライブ、mSATA SSDカード、M.2 SSDカードなどを、直接、もしくは、USB外付けHDDケースに入れて、親マシンに接続します。これをGUIDパーティションマップでフォーマットします。パーティションのフォーマットはHFS+でも良いですが、インストール時にAPFSに変更されるので、最初からAPFSで良いかと思います。

次にmacOSにインストーラを使ってmacOSを入れます。このドライブでちゃんと起動することを確かめておけば、問題を切り分けることができて楽です。以下の記事では、この方法でインストールしましたので参考にしてください。

 久々に最新パーツで組んでみたところ、macOSがすんなり動きました。インテルの第9世代CoreプロセッサCoffee Lake-S Refresh搭載のZ390チップセットマザーボードです。スロット数で選んだマザーボード最新パーツでHackintoshを作る上で、マザーボードは選択肢が豊富なパーツです。市販の300シリーズチップセット搭載マザーボードのほとんどでHackintosh可能です。拡張スロット構成、SATA/USB/m.2コネクタ構成、追加機能、色とデザインなど考慮して、各人の目的や好みに合わせて自由に選んで良いです。だいたいどれでもちゃんと動...
9900K搭載Z390マザーボードでHackintoshを作る - Boot macOS

macOSのインストール途中で、何度か再起動することがあります。親マシンがHackintoshの場合は、インストール途中のCloverの起動画面で、”Boot macOS Install from (インストール先のボリューム名)”という項目を選びます。

Cloverとkextを入れる

親マシンで起動できるmacOSディスクが出来上がったら、親マシンに接続したまま、Cloverをインストールします。Cloverインストールの手順はこちらにも書いてあります。

Clover UEFI Bootloader Hackintoshする方法はいくつかありますが、現在、一番ポピ…
Cloverインストーラの設定 - Boot macOS

config.plistの例を示して、説明しました。

長ったらしくてわかりにくいconfig.plistの書き方を、簡単に説明してみます。config.plistは…
config.plistの実例紹介 - Boot macOS

config.plistの中でも、機種を設定するSMBIOSセクションの記述は重要です。その部分を説明したのがこの記事です。

Hackintoshは本物のMacintoshではありませんが、macOSは本物の機種上で動いていると思い込ん…
正しく機種設定する (SMBIOSの設定) - Boot macOS

config.plistの解説では、Corpnewtさんのバニラガイドが簡潔で良いと覆います。「Coffee Lakeマシンのためのconfig.plistの作り方」のページを以下で紹介しています。

Corpnewtさんのhackintoshデスクトップのためのバニラガイドから、今回は「Coffee Lakeマシンのためのconfig.plistの作り方」のページをご紹介します。ちなみにこのガイドでは、 Haswell Skylake Kaby Lake Coffee Lakeのconfig.plistの作り方が解説してあります。他のCPUを使う場合はそれを見てください。Config.plistの基礎編もご覧ください。世代の近いCPUではそれぞれかなりの部分が共通です。Coffee Lakeは実際のMacでの搭載実績がないため、iGPUを使う部分が少し複雑になっています。iGPUを使わなければほぼKaby Lake以前と...
corpnewtさんのバニラガイド~Coffee Lake用config.plist - Boot macOS

Cloverをインストールしたら、次にkext類をESPの部分に入れます。kextについてはいくつかの記事で解説しましたが、こちらが簡潔かもしれません。

Corpnewtさんのhackintoshデスクトップのためのバニラガイドから、今回は「Cloverの設定」と「kextを集める」のページをご紹介します。Hackintoshで使うカーネル拡張(kext)ファイルを簡潔に説明しています。(ここから抄訳)CloverをインストールするCloverインストーラパッケージを起動します。インストーラの2番目のページで、 インストール先(USBメモリとかSSD/HDD)を選択するよう気をつけます。また、デフォルト設定はイマイチなので、カスタマイズします。(訳注:図は私が用意したスクリーンショットです)左下のカスタマイズ...
CORPNEWTさんのバニラガイド~ Clover設定とkext - Boot macOS

macOS環境を整える

以上の設定で、とりあえずの起動が行えることを目指します。それができたら、さらに、グラフィックスカード、Ethernet, サウンドの設定をします。以下の記事が参考になるかと思います。

Ethernetを動かすkext マザーボード搭載やPCIeカード搭載のEthernetチップは大体がサポート…
Ethernetを設定する - Boot macOS

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