Kext Updater
古いバージョンの記事です。新しいバージョンに関しては以下をご覧ください。
Hackintoshで使っているClover, EFIドライバ、kext類は、最新版を使うのが良いです。色々なバグが直されていて、安定しています。また常に最新にしておけば、macOSのバージョンアップにも対応できます。Mojaveに備えていつも最新状態にしておきたいものです。ただ、開発者の方々のページを巡回して最新版をチェックするのも大変です。
Hackintoshで使用中のkext類最新版をチェックして、新バージョンがあった場合にダウンロードしてくれる便利なツールがあります。ドイツのHackintoshフォーラムの人たちが作ってくれているKext Updaterです。以下でソースが公開されています。
コンパイル済みの最新版はこちらからダウンロードできます。
早速起動してみます。ラジオボタンがいくつかありますが、メインの機能は「Check for Updates」のボタンです。これを選択して、「Start」ボタンを押します。すると左のメッセージエリアに以下のような表示が出ます。
使用されているHackintoshのkextを全部調べ上げてくれて、それが最新版であるかどうか判断してくれます。ここではNvidiaGraphicsFixup.kextが最新版より一つ前のバージョンでした。そこで、これが自動的にダウンロードされて、デフォルトでは、デスクトップのKext-Updatesという名前のフォルダに入ります。このフォルダは「Open」ボタンで開けられます。そこで、必要ならば「Mount EFI」ボタンを押してESPをマウントして、ダウンロードした最新版と入れ替えます。
他にもラジオボタンから
- 基本的なkextをKext-Updatesフォルダにダウンロードする(右のメニューで種類を選べます)
- 一つのkextをダウンロードする(右のメニューでkextを選べます)
- NVIDIA Webドライバをダウンロードする(右のメニューでバージョンを選べます)
- Clover最新版をダウンロードする(Nightly Buildにチェックを入れると非公開最新版をダウンロードできます)
このツールにより、最新版をチェックして差し替える作業が大幅に楽になります。
久しぶりに、Kext Updaterツールを更新しました。
なんとなれば、ついにv 2.9.xから大台のv 3.0.0 になり、メニュー のデザインがリニューアルされたからです。よりシンプルに、より的確にメニューオプションにたどりつけるよう、操作性が改善されたように感じます。
追記: OpenCore Bootloaderに軸足を移そうかと目下思案中の方には、v3.0.0 への更新を推奨!!