サイトアイコン Boot macOS

Hackintoshの作り方(総集編: macOS 10.15版)

macOSをインストールする方法をご紹介してきたのですが、多数の記事に分散してしまっています。そこで、10.15 Catalinaをインストールするための参考になる関連記事へのポインタをまとめた総集編を作りました。

10.14を対象とした情報は、以下をご覧ください。

macOSをインストールする方法をご紹介してきたのですが、多数の記事に分散してしまっています。そこで、10.14 Mojaveをインストールするための参考になる関連記事へのポインタをまとめた総集編を作りました。より新しい10.15を対象とした情報は以下をご覧ください。古い10.13を対象とした情報は、以下をご覧ください。手順の概要を把握するこちらは9TO5MacのライターのJeffさんのビデオです。テンポよく紹介されていますので、全体の流れを確認するのに良いと思います。High Sierra時代のビデオですが、ほぼ変わらないので参考にしてく...
Hackintoshの作り方(総集編:10.14版) - Boot macOS

10.13を対象とした情報は、以下をご覧ください。

macOSをインストールする方法をご紹介してきたのですが、多数の記事に分散してしまっています。そこで、macOS 10.13 High Sierraをインストールする際に参考になる記事へのポインタをまとめた総集編を作ってみました。10.14 Mojaveについては以下をご覧ください。手順の概要を把握するこちらは9TO5MacのライターのJeffさんのビデオです。テンポよく紹介されていますので、全体の流れを確認するのに良いと思います。macOSインストールのアプローチはたくさんありますが、一番おすすめなのは、Cloverを使ってバニラなインストールをする...
Hackintoshの作り方(総集編:10.13版) - Boot macOS

手順の概要を把握する

こちらは9TO5MacのライターのJeffさんのビデオです。テンポよく紹介されていますので、全体の流れを確認するのに良いと思います。High Sierra時代のビデオですが、ほぼ変わらないので参考にしてください。

ネット上にはたくさんのインストールガイドの文章や動画がありますが、これが一番わかりやすくて見やすいと思います。9TO5Macに記事を書いているJeff Benjaminさんのビデオです。9TO5Macの記事にも連動しています。テンポが良くて、映像が綺麗です。バニラなインストール方式 なので、のちのOSアップデートが簡単です。ナレーションは英語ですが、聞き取れない箇所があったら字幕をonにすると良いです。www.youtube.com次の手順でインストール作業を進めています。 Apple App StoreからSierraをダウンロードする インストーラが起動...
Jeffさんのインストールガイドビデオ - Boot macOS

macOSインストールのアプローチはたくさんありますが、一番おすすめなのは、Cloverを使ってバニラなインストールをすることだと思います。そのことを説明しています。

Cloverインストーラだけを使って、手順を理解しつつインストールすることが理想だと思いますが、それが困難な場合は、tonymacx86で配布されているツールを使っても良いと思います。こちらをご覧ください。

tonymacx86のツールUniBeastを使って、単体で起動できるmacOSインストーラUSBメモリーを作成する方法を、Hackintosh初心者向けに紹介します。tonymacx86で開発配布されているツールにUniBeastとMultiBeastがあります。どちらもHackintosh初心者によく使われています。そこで、3つの記事で、以下の手順: その1:UniBeastを使って単体で起動するmacOSインストーラUSBメモリーを作り、これを使ってmacOSをインストールする。 その2:MultiBeastを使ってCloverやkext類をインストールし、macOSを起動できる状態にする。 その3:kextの...
tonymacx86式インストール手順 (その1: UniBeast) - Boot macOS

ハードウェアを用意する

Hackintoshを作るためには、互換性のあるハードウェアを自由に選んで組み合わせられる自作PCが、問題が少なく楽です。ノートPCなども可能ではありますが、上級者向けだと思います。

CPU

CPUは、最新の第9世代Coffee Lake-S Refreshが良いと思います。最近では品揃えも増えたので選びやすいと思います。第9世代Core iシリーズ最安の9100Fでは、問題なくmacOSが動きます。以下はMojaveの例ですがCatalinaも同様の手順で動きます。

銀色のマザーボードMSI B360M Mortar TitaniumにCore i3 9100Fを組み合わせたHackintoshを作りました。予算に優しい構成ですが最新4コアCPUと現行チップセットの組み合わせで高性能です。MSI B360M Mortar Titaniumチタン色マザボMSI B360M Mortar Titaniumは、現行チップセットを使ったマザーボードで唯一の銀色マザーボードです。一世代前の200シリーズの時には白いマザーボードとしてH270搭載のMSI H270M MORTAR ARCTICがありました。MORTAR ARCTICは北極圏をイメージした白と灰色のシリーズでした。Titaniumも昔からあるMSIのシリ...
MSI B360M Mortar Titaniumと9100Fで作る格安Hackintosh - Boot macOS

この記事を執筆段階でのMac製品で採用されているデスクトップ向け第9世代Core iシリーズCPUは9600Kと9900Kです。このどちらかを選べば、CPU関係の設定で苦労することなく、macOSを動かすことができます。

銀色のマザーボードMSI B360M Mortar Titaniumに6コア6スレッドのCore i5 9600Kを組み合わせたHackintoshです。実機27インチiMac 2019に搭載されている第9世代CPUと同じCPUなので互換性が高いと期待しました。ハードウェア構成マザーボードマザーボードはMSI B360M Mortar Titaniumです。以下で使ったものと同じマザーボードです。CPU以外の構成は変わっていません。マザーボードのBIOS設定もこの記事をご覧ください。300シリーズチップセットの白いマザーボードを使いたい場合は、選択肢がこれしかありません。B360は、Z390/H370と同...
MSI B360M MORTAR TITANIUM, 9600K - Boot macOS
 久々に最新パーツで組んでみたところ、macOSがすんなり動きました。インテルの第9世代CoreプロセッサCoffee Lake-S Refresh搭載のZ390チップセットマザーボードです。スロット数で選んだマザーボード最新パーツでHackintoshを作る上で、マザーボードは選択肢が豊富なパーツです。市販の300シリーズチップセット搭載マザーボードのほとんどでHackintosh可能です。拡張スロット構成、SATA/USB/m.2コネクタ構成、追加機能、色とデザインなど考慮して、各人の目的や好みに合わせて自由に選んで良いです。だいたいどれでもちゃんと動...
9900K搭載Z390マザーボードでHackintoshを作る - Boot macOS

マザーボード

マザーボードは、第9世代CPUをサポートするZ390, H370, B360などのチップセット搭載マザーボードを選ぶことになります。新規に購入するなら、古いマザーボードを選ぶ理由はないので、最新のものを選んだ方が良いと思います。安く自作するためにパーツの一部を中古で購入することもあるとは思いますが、マザーボードは新品が良いと思います。中古のマザーボードは、部品が劣化していることもあるようで、動作が安定しない印象があります。HackintoshはそもそもOSレベルで怪しいことをやりますので、ハードウェアは信頼性のあるものを選んでおきたいと思います。

マザーボードメーカーに関して、昔はGigabyteの互換性が高いと言われていましたが、今は、あまり関係ないです。カーネル読み込みのためのメモリー確保の容易さを考えるとASUSやASRockが良いように思います。MSIのメモリーマップも癖がありますが、対応は容易です。Gigabyteは、メモリー確保設定が難しい機種もあるようです。詳しくはこちらをご覧ください。いずれにしても、ネット上に成功例があり、詳しく解説されているマザーボードを選ぶのが良いと思います。

macOSが起動するときに、早い段階で禁止マークが出て停止してしまうことがあります。多くの場合、カーネルを読込むメモリが確保できないエラーです。これをslideオプションで解決します。追記:この記事はCloverを前提に書いてあります。OpenCoreに関してはこちらをご覧ください。またコメントいただいたように、CloverにOpenCoreのツールを流用して対応することも可能なようです。症状禁止マークが出て早々に起動停止してしまう場合に、-vオプションで起動すると、"Error Allocating xxxx pages at xxxxxxxx"というようなメ...
slideでカーネル読み込み番地を調整する (Clover編) - Boot macOS

グラフィックス

iGPUを使っても良いですが、拡張できるという自作のメリットを生かすならグラフィックスカードを使いたいところです。こちらに最近のmacOS互換グラフィックスカードを紹介してあります。

CatalinaのためにどのGPUを選んだら良いかという記事がありましたので抄訳して紹介します。また、その後のmacOSでNaviシリーズがサポートされたので、この情報を追記しました。結論は、AMDならばRadeonの RX 6600, RX 6600 XT, RX 6800, RX 6800 XT, RX 6900 XT RX 5500, RX 5500 XT, RX 5600, RX 5600 XT, RX 5700, RX 5700 XT RX 460 / 560 / 470 / 570 / 480 / 580 / 590 RX Vega 56 / 64 / VIIを、Nvidiaならば Kepler シリーズ (GTX 6xx, 7xx など)が動きます。ただし、MontereyからKeplerシリーズは動かなくなりました。古...
macOSのためのGPUの選び方 - Boot macOS

こちらもご覧ください。

これは古い情報です。10.16 Catalina以降のmacOSのためのグラフィックスカードについてはこちらをご覧ください。Hackintosh自作に適したグラフィックスカードを紹介します。macOS 10.14 Mojave以降のmacOSでHackintoshする人向けに情報をまとめました。10.13以前のmacOSの情報を含む詳しい経緯は、以下をご覧ください。10.13.4から10.13.6の情報はこちらをご覧ください。10.13.3以前の情報はこちらをご覧ください。Catalinaを前提とした場合の情報はこちらをご覧ください。結論としては、AMDのRadeon RX 560/570/580/590、Radeon VII、...
HACKINTOSHのパーツ選び 【その3:グラフィックス編】10.14以降版 - Boot macOS

そのほかのパーツ

無線アダプタ、SSD, そのほかのパーツについても紹介しておきました。

5回目はストレージについてです。結論を箇条書きすると: SATAケーブルで接続する2.5インチSSD/HDD、…
Hackintoshのパーツ選び 【その5:SSD】 - Boot macOS

パーツ選びシリーズ最終回の6回目は、その他編です。その他のパーツは好きなものを選んで構いません。 メモリー:マ…
Hackintoshのパーツ選び 【その6:その他】 - Boot macOS

マザーボードのBIOS/UEFIを設定する

インストール先のコンピュータを組み上げたら、macOSが稼働するようにBIOS/UEFIを設定しておきます。この設定が間違っていると、それだけで起動しない場合もあります。ただ、最近のマザーボードでは、ほぼデフォルトで大丈夫だったりします。

今回は、Hackintoshのためのマザーボード (BIOS) の設定について書いておきます。Windowsな…
マザーボード (BIOS) 設定 - Boot macOS

必要なソフトウェアを入手する

Hackintoshするには、macOS本体以外にオープンソースで有志が開発しているソフトウェアがいくつか必要です。その最新版を入手しておくべきです。

必要なソフトウェアの名前で検索すれば、大抵の場合、ダウンロード先が見つかります。オープンソースのソフトウェアは、オリジナルを作った人の他に、いろいろな人がソースコードを引き継いで分岐(フォーク)して、開発を行なっている場合もあります。中には元祖の開発者が放置して、開発が止まっていることもあります。なので、検索して、現在一番活発に利用されているバージョンを使うのが良いです。ということで、古いハウツー情報のダウンロード先から入手するよりも、検索をして探すのがおすすめです。

最近はKext Updater.appというアプリケーションを使っています。Clover, OpenCore, kext類などの最新版をダウンロードしてくれます。これを使えば、一番信頼できるフォークの最新版が手に入ると思います。この他にも、Clover Configurator.appなどの設定支援アプリケーションでも、最新版が入手できる機能が備わっています。

この記事は、以下の古い記事のv.3対応改訂版です。Hackintoshで使っているClover, EFIドライバ、kext類は、最新版を使うのが良いです。色々なバグが直されていて、安定しています。また常に最新にしておけば、macOSのバージョンアップにも対応できます。Catalinaに備えていつも最新状態にしておきたいものです。ただ、開発者の方々のページを巡回して最新版をチェックするのも大変です。Hackintoshで使用中のkext類最新版をチェックして、新バージョンがあった場合にダウンロードしてくれる便利なツールがあります。ドイツのHackintosh...
ワンクリックで最新KEXTに〜Kext Updater.app (Ver. 3) - Boot macOS

Clover EFI bootloaderとefiドライバー

“Clover EFI bootloader”で検索します。以下が本家かと思われます。

https://sourceforge.net/projects/cloverefiboot/

Kext UpdaterのアプリケーションからBootloaderのボタンを選ぶことで、コンパイルされた最新版が得られます。Cloverをダウンロードすると、インストーラ、efiドライバ、テーマファイルなども一緒に入手できます。

kext類

FakeSMCをはじめとしたkext (カーネル拡張)が必要です。名前で検索すれば、支持されているバージョンが見つかります。例えば、FakeSMC.kextならば、”FakeSMC.kext”で検索すると、こちらで入手可能なことがわかります。

RehabMan / OS-X-FakeSMC-kozlek / Downloads — Bitbucket

Kext Updaterを使うと、使用しているkext類のバージョンを自動的にチェックして、最新版を入手できます。名前を指定してkext類を個別に入手することもできます。こまめに更新されているので、最新版を確実に入手することができます。

Mac上で導入用のUSBメモリを作る

macOSをインストールする一般的な方法は、macOSを入手して、インストール用のUSBメモリを作る方法です。この作業は実際のMacで作業します。ついでに、実際のMacでこのUSBメモリが起動することを確認しておきましょう。次に、インストール対象のマシンで起動できるように、Cloverのインストールと設定を行います。

CatalinaをクリーンインストールするためのUSBメモリーを作ります。まずはCatalinaに含まれるcreateinstallmediaコマンドを使います。次にESPを作ります。すでにMojaveが動いているHackintoshがあればESPのファイルをコピーするだけです。Mojave用ESPを最新にするCatalinaは、Mojaveの場合と同じefiドライバー、kext、config.plistでCatalinaが起動できることを確認しています。ただしどれも最新版にしておくのが望ましいです。ということで、Kext Updater.appなどを使用して、Cloverとkext類を最新にしておきます。Catalinaをダウンロ...
Catalina導入用USBメモリーを作成する - Boot macOS

次に、インストール先のマシンで、このUSBメモリを起動して、インストール先のドライブをフォーマットし、macOSをインストールします。インストール先マシンでUSBメモリが起動するように調整する作業が一番大変です。

macOSのインストール途中で、何度か再起動することがあります。インストール途中のCloverの起動画面で、”Boot macOS Install from (インストール先のボリューム名)”という項目を選びます。

USB 3.0/3.1のUSBメモリを使った場合、Cloverの選択画面は現れるけど、そのあとのプロセスで失敗することがあります。macOSにはUSBの個数に制限があり、3.0/3.1のポートが2.0としてしか動かない場合があるからです。対応方は以下の記事の「ポートを増やすパッチ」をご覧ください。

追記:この記事ではUSBの15個制限を簡易的に回避します。本気で対応するには、この記事の方法よりも、以下をお薦めします。この記事の結論を先に書いておきます。 15個の制限を外すパッチとUSBInjectAll.kextを併用すると全てのUSBポートが使えるようになる (tonymacx86のMultiBeast方式) 15個制限解除パッチを使用せずに、USBInjectAll.kextのみを使って、実際に使用するポートを15個まで選択できる (お勧めの方式)El Capitanから使用可能なUSBポートの数が、 コントローラ当たり15までと制限されました。その後のSierraでもHigh Si...
USBポートを設定する - Boot macOS

ただ、USB 2.0でしたら確実に起動しますので、

などで対応するのが簡単です。2.0なのでインストールに時間がかかる欠点はあります。

Mac上でmacOSドライブを作る

冒頭で示した動画を含めて、多くのガイドではMac上で導入用のUSBメモリを作る方法を紹介しています。でも、本物のMacやHackintoshなどのmacOSが動くマシン(以下、親マシンと書きます)上でmacOSドライブを作ることも可能です。Hackintoshで使おうとするSATA SSDドライブ、mSATA SSDカード、M.2 SSDカードなどを、直接、もしくは、USB外付けHDDケースに入れて、親マシンに接続します。これをGUIDパーティションマップでフォーマットします。パーティションのフォーマットはHFS+でも良いですが、インストール時にAPFSに変更されるので、最初からAPFSで良いかと思います。

次にmacOSにインストーラを使ってmacOSを入れます。このドライブでちゃんと起動することを確かめておけば、問題を切り分けることができて楽です。以下の記事では、この方法でインストールしましたので参考にしてください。

 久々に最新パーツで組んでみたところ、macOSがすんなり動きました。インテルの第9世代CoreプロセッサCoffee Lake-S Refresh搭載のZ390チップセットマザーボードです。スロット数で選んだマザーボード最新パーツでHackintoshを作る上で、マザーボードは選択肢が豊富なパーツです。市販の300シリーズチップセット搭載マザーボードのほとんどでHackintosh可能です。拡張スロット構成、SATA/USB/m.2コネクタ構成、追加機能、色とデザインなど考慮して、各人の目的や好みに合わせて自由に選んで良いです。だいたいどれでもちゃんと動...
9900K搭載Z390マザーボードでHackintoshを作る - Boot macOS

Cloverとkextを入れる

USBメモリーを作ってインストール先で起動させる方法でも、親マシンでmacOSを直接インストールする方法でも、いずれの場合でも、Hackintoshを起動させるためのESP部分を作成することが1番困難な部分です。ここには、Cloverとkext類を入れます。新しいmacOSに対応していて、各種バグが改善されている最新版をダウンロードすることをお勧めします。Cloverインストールの手順はこちらにも書いてあります。

Clover UEFI Bootloader Hackintoshする方法はいくつかありますが、現在、一番ポピ…
Cloverインストーラの設定 - Boot macOS

Catalinaの出る少し前に、Cloverが管理するESPの構成が少し変わりました。古い説明を読む場合は、注意してください。

新しいClover 4988が公開されたので深く考えずに更新しました。そしたら起動しなくなりました。EFIドライバの管理方法がいろいろ変更になったようです。(EFIドライバの古い情報は以下に書いてあります。今でも参考になる部分はありますので、ご覧ください。)EFIドライバの管理方法4988では、拡張子が.efiのEFIドライバーの管理方法が変わったようです。Cloverインストーラの選択肢もグループ分けされています。その影響なのか、次に述べるEFIドライバの格納フォルダ名が変更になった影響なのかわかりませんが、前回のインストール情...
CLOVER 4988 でEFIドライバ関連が変更されました - Boot macOS

以下では、config.plistの例を示して、説明しました。

長ったらしくてわかりにくいconfig.plistの書き方を、簡単に説明してみます。config.plistは…
config.plistの実例紹介 - Boot macOS

config.plistの中でも、機種を設定するSMBIOSセクションの記述は重要です。その部分を説明したのがこの記事です。

Hackintoshは本物のMacintoshではありませんが、macOSは本物の機種上で動いていると思い込ん…
正しく機種設定する (SMBIOSの設定) - Boot macOS

config.plistの解説では、Corpnewtさんのバニラガイドが簡潔で良いと覆います。「Coffee Lakeマシンのためのconfig.plistの作り方」のページを以下で紹介しています。

Corpnewtさんのhackintoshデスクトップのためのバニラガイドから、今回は「Coffee Lakeマシンのためのconfig.plistの作り方」のページをご紹介します。ちなみにこのガイドでは、 Haswell Skylake Kaby Lake Coffee Lakeのconfig.plistの作り方が解説してあります。他のCPUを使う場合はそれを見てください。Config.plistの基礎編もご覧ください。世代の近いCPUではそれぞれかなりの部分が共通です。Coffee Lakeは実際のMacでの搭載実績がないため、iGPUを使う部分が少し複雑になっています。iGPUを使わなければほぼKaby Lake以前と...
corpnewtさんのバニラガイド~Coffee Lake用config.plist - Boot macOS

Cloverをインストールしたら、次にkext類をESPの部分に入れます。kextについてはいくつかの記事で解説しましたが、こちらが簡潔かもしれません。

Corpnewtさんのhackintoshデスクトップのためのバニラガイドから、今回は「Cloverの設定」と「kextを集める」のページをご紹介します。Hackintoshで使うカーネル拡張(kext)ファイルを簡潔に説明しています。(ここから抄訳)CloverをインストールするCloverインストーラパッケージを起動します。インストーラの2番目のページで、 インストール先(USBメモリとかSSD/HDD)を選択するよう気をつけます。また、デフォルト設定はイマイチなので、カスタマイズします。(訳注:図は私が用意したスクリーンショットです)左下のカスタマイズ...
CORPNEWTさんのバニラガイド~ Clover設定とkext - Boot macOS

なお、CatalinaでCloverインストーラが動かない問題もあるようです。SIPを解除すればインストールできます。こちらをご覧ください。

CatalinaからCloverをインストールしようとすると、Cannot install without ensuring the file system is read-write というメッセージが出て、インストールできませんでした。これはSIP設定で回避できます。手作業でインストールする際には問題にならないので、将来のインストーラで対応されるかもしれません。インストールできないCatalinaからファイルアクセスの制限が厳しくなったと感じています。いろいろなアプリケーションにファイルアクセスの許可を出したり、ネットからのダウンロードを許可する作業などが必要になりました。...
CatalinaにしたらCloverがインストールできない - Boot macOS

macOS環境を整える

以上の設定で、とりあえずの起動が行えることを目指します。それができたら、さらに、グラフィックスカード、Ethernet, サウンドの設定をします。以下の記事が参考になるかと思います。

Ethernetを動かすkext マザーボード搭載やPCIeカード搭載のEthernetチップは大体がサポート…
Ethernetを設定する - Boot macOS

モバイルバージョンを終了