OpenCoreの0.7.8が公開されたので0.7.7からアップデートしました。今回はほとんど更新されていないので、0.7.7のconfig.plistがそのままでも動くはずです。
0.7.8をダウンロードする
公式のダウンロードページは以下です。Kext Updater.appがダウンロードしてくれる内容を使っても良いです。
OpenCore 0.7.8とmacOS 12.2で動作確認している手元のマシンは以下です。また、kext類はKext Updaterを使って最新版に入れ替えてあります。
- ASRock Z690 Steel Legend + 12700K + Radeon RX580 + macOS Monterey 12.2
- ASRock Z590 Extreme + 10900K + Radeon RX 6600 XT + macOS Monterey 12.2
.efiファイルを差し替える
更新するために、今までと同様に、X64の方のフォルダの中身を、現用のファイルと入れ替えます。入れ替えるべきファイルは、いつもの通り以下でした。
- EFI/BOOT/BOOTX64.efi
- EFI/OC/OpenCore.efi
- EFI/OC/Driversの中のうち、現在使用しているもの:手元のマシンでは、OpenCanopy.efiとOpenRuntime.efi
- EFI/OC/Toolsの中のうち、現在使用しているもの:手元のマシンでは、OpenShell.efi
ACPIとKextsは、OpenCoreの範疇では無いので変更不要です。
config.plistを更新する
現在のconfig.plistをconfig_old.plistと改名し、配布パッケージに入っているsample.plistをコピーして持ってきて、これをconfig.plistにしました。PlistEDPlusを使って、双方を開いて、古いconfig.plistの項目をコピーする方針で、新しいconfig.plistを作りました。
config.plistに変更はありませんでした。ただ、
- NVRAM/Add/7C436110-AB2A-4BBB-A880-FE41995C9F82にSystemAudioVolumeDBが0.7.7から追加されていたのですが、Sample.plistから無くなってました。マニュアルには記載がありますし、残していても警告は出ませんでしたのでそのまま残してあります。0.7.7のSample.plistの値がE2だったのでそのままです。