macOS Big Sur 11.3が配布されたので、11.2.3からアップデートしました。アップデートしたのは、Z390とZ590マザーボードのマシンです。OpenCore 0.6.8で起動していて、kext類は最新です。
前回の11.2.3アップデートとは違い、今回は小数点以下第1位の大きめのアップデートです。機能も増えている様子で、「探す.app」がAirTagに対応したようです。また「このMacについて」メニューで保証内容が表示されるようになったとのことです。他にも多数の変更・改良点があるようです。
システム環境設定の「ソフトウェア・アップデート」に通知が来ていたので、そのまま「今すぐインストール」ボタンを押しました。
この後、5.71GBのアップデートファイルがダウンロードされ、3回再起動しました。再起動はデフォルトで選択されているボリュームのままでokで、操作不要でした。放置しておいたら、何の問題もなくBig Sur 11.3が起動しました。ビルドは20E232になってました。
探す.appがAirTagに対応したとのことでしたが、「持ち物を探す」タブは11.2.3から変化はありませんでした。AirTagを登録した段階で、新しい機能が有効になるのかもしれません。
「このMacについて」の「サービス」タブは変化してました。以前はリンクがあるだけだったのですが、状況が表示されます。存在しないシリアル番号を割り当ててあるためか、「推定有効期限切れ」という状態のようです。
Z590マザーボードのマシンにも、無効なシリアル番号を割り当ててあるのですが、表示が少し違っていました。設定したシリアル番号の製造週からまだ1年未満なので、1年保証が有効だという表示なのかと思います。
USBマッピングをしておかないとマウスやキーボードが使えなくて死にます…
USBポートだけでなく、マザーボード上で接続していたBluetoothユニットも認識しなくなりました。
私も同じくマウス・キーボード使えなくなりました。
とりあえず、応急処置でLinuxからEFI領域をマウントして、OpenCoreのconfig.plit修正して、15ポート制限有効にしたら、USB使えるようにはなりました。
ShiftとOptionキーを押しながら、メニューバーにあるBluetoothのアイコンをクリックしてBluetoothモジュールをリセットで認識しました。
tonymacx86でもUSBマッピング用kextが無いとトラブルが発生するかもと書かれていますね。Hackintool.appで作ったUSBPorts.kextを使っているためか、手元の環境(Z390とZ590)ではUSBのトラブルは発生しませんでした。USBPorts.kextを外して、USBInjectAll.kextに変えても想定通りの動きでした。環境によって違うのかな。
Big Surをいれて使用しているのですが、
音声や音楽を全般的に再生すると音割れや、プツプツ、途切れたりするのですが解決策はございますか?
もしかしてVoodooHDA.kextを使っています?
システム環境設定で11.2.3までしかアップデート出ないんですけどこれはハッキントッシユの影響でしょうか?どなたかご存知でしたらご教示頂けると助かります。
お疲れさまです。
[info]opencore-versionの更新とBigSurアップデート問題について
で、うまくいくでしょうか?
https://bootmacos.com/forums/topic/infoopencore-version%e3%81%ae%e6%9b%b4%e6%96%b0%e3%81%a8bigsur%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%87%e3%83%bc%e3%83%88%e5%95%8f%e9%a1%8c%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6
ありがとうございます!まさにこれです!
助かります。
アンチウイルスにAviraを使っていますが、リアルタイムプロテクションを切らないとダウンロード後にいつまで経ってもアップデートが終わらなくなるようです。オフにすることで問題なくアップデートできました。
Hackintoshとは関係ないことではありますが、ご参考までに。
11.2.3までは問題なく動作していたので、どの物理USBポートがどの論理ポートにつながっているかを全く意識していなくて苦労しました。
Windowsを起動してUSBViewで先にポート番号調べてからmacOSに戻り、USBMapを使って同じアドレスを持つAppleUSB20XHCIPort とAppleUSB30XHCIPort を対で設定して、ようやく想定通り動きました。
15個の制限があるので、一つに物理ポートに二つの論理ポートを割り当ててしまうと数が足りないので、つなぐデバイスが決まっているのであれば、それぞれに割り当てるのも良いかと思います。
tonymacx86の11.3の書き込みを見ていると、USB 15個制限撤廃のパッチ (OpenCoreならばXhciPortLimitをtrueにすることで制限撤廃) がうまく機能しない場合があるようですね。
手元の環境 (ASRock Z590 Extreme) では、
(1) Hackintoolで作ったUSBPort.kextとXhciPortLimit=false (指定した15個が見える)
(2) USBInjectAll.kextとXhciPortLimit=false (USB 2.0は全部見える)
(3) USBInjectAll.kextとXhciPortLimit=true (すべてのUSBポートが見える)
のいずれでも今まで通りの動作をしたので、確認できていないです。
ASUSのZ390 MAXIMUSを使用していますが、
USBポートマッピングで潰してはいけないポートを潰すとブートできないんですね。。
ハマってしまいました。
こちらにASUS Z390で使えるEFIが公開されています。
https://github.com/m4ary/OpenCore-Big-Sur-Asus-Prime-Z390A_i7-9700K_RX580