OpenCore 1.0.0 から1.0.1に更新

OpenCoreの1.0.1が公開されていたので1.0.0からアップデートしました。config.plistに追加された項目はありません。なので1.0.0 のconfig.plistそのままでも動きます。

1.0.1をダウンロードする

公式のダウンロードページは以下です。Kext Updater.appがダウンロードしてくれる内容を使っても良いです。大きな変更は無いようです。Sequoia対応に関しても記述はありませんが、手元の環境ではSequoiaベータ版が問題なく起動できているので、大きな問題は無いようです。

OpenCore 1.0.1とmacOS Venturaで動作確認していた手元のマシンは以下です。

  • ASRock Z690 Steel Legend + 13900K
  • Radeon RX 6600 KT
  • macOS Sonoma 14.6.1
  • OpenCore Legacy Patcher 1.5.0 (WiFi対応のため)

今回のタイミングでAppleALC.kext, Lilu.kext, RestrictEvents.kext, VirtualSMC.kext, WhateverGreen.kextがアップデートされてましたので、これも最新にしました。

.efiファイルを差し替える

更新するために、今までと同様に、X64/EFIフォルダの中身を、現用のファイルと入れ替えます。入れ替えるべきファイルは、いつもの通り以下でした。

  • BOOT/BOOTX64.efi
  • OC/OpenCore.efi
  • OC/Driversの中のうち、現在使用しているもの:手元のマシンでは、OpenCanopy.efi, OpenRuntime.efi, ResetNvramEntry.efiでした。
  • OC/Toolsの中のうち、現在使用しているもの:手元のマシンでは、OpenShell.efiでした。

ACPIとKextsは、OpenCoreの範疇では無いので変更不要です。

config.plistを作り直す

現在のconfig.plistをconfig_old.plistと改名し、配布パッケージに入っているsample.plistをコピーして持ってきて、これをconfig.plistにしました。Xplistを使って、双方を開いて、古いconfig.plistの項目をコピーする方針で、新しいconfig.plistを作りました。

この際、plist直下の#WARNINGの4行と、plist/NVRAM/Add/7C436110-AB2A-4BBB-A880-FE41995C9F82の#INFO (prev-lang:kbd)のコメント行は、それぞれ削除しました。特に後者は、これが書いてあると起動に失敗することがあります。

比較した結果、新たにsample.plistに追加された項目はありませんでした。なので、今まで動作していたのであれば、古いconfig.plistのままでも、変更なしで起動します。

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