Clover画面から不要項目を除外

 

Cloverの起動画面には、起動選択項目がアイコンで並んでいます。この項目に、選んでも何もおきない項目が現れることがあります。その理由と、不要な起動項目を消す方法を書いておきます。

Boot macOS Install from xxxの項目を消す

macOSのインストールの過程でこの項目が出るようになります。

f:id:siroanko:20170911214228p:plain

正常にインストールが終了するとこの項目は自動的に消えるのですが、何かの手違いがあると残ってしまいます。インストール途中だと判断されてこれがデフォルトで選択されてしまうこともあります。また、次に上書きインストールをすると、これが多数現れることになり、どれが本物か分からなくなります。 ターミナルから以下のようにタイプすると消えます。

sudo rm -R /Volumes/xxx/.IABootFiles

.IABootFilesは.で始まる隠しディレクトリなので、ls -aじゃないと見つかりません。このディレクトリの中のcom.apple.Boot.plistを見るとインストールのために使用するInstallESD.dmgとかBaseSystem.dmgへのパスが書いてあります。大昔にインストールした名残だとすると、その場所にはもう無いので当然のことながら起動に失敗します。

追記:この情報はHFS+の時代の手法です。APFSではディレクトリではなくてボリュームになっているような気がします。確認できたら情報更新します。(2018/12/15)

xxx from Prebootの項目を消す

こちらは単なる見た目の問題です。

APFSになってから、Recoveryに加えて、Prebootというパーティションが起動項目に新たに加わって煩雑になりました。下の例は、メインのSSDに加えて、バックアップ用のHDDを接続したマシンのClover起動画面です。SSDにはAPFSフォーマットでMacintosh SSDというパーティションが作ってあり、High Sierraがインストールされています。メインのSSDに関係する起動選択肢は右の4個です。

f:id:siroanko:20171031234628p:plain

4個の起動項目には、以下の名前が付いています。

  • Boot FileVault Prebooter from Preboot
  • Boot macOS Installer Prebooter from Preboot
  • Boot macOS from Macintosh SSD
  • Boot Recovery from Recovery

APFSになってから、Recoveryに加えて、Prebootという選択肢が起動項目に新たに加わって煩雑になりました。

追記:最近、FileVault関係の起動メニューは現れていません。CloverのFileVault関連のEFIドライバを入れないことにしているのが関係しているかもしれません(2018/12/15)

diskutil listコマンドでこのSSDを見ると次のようになっています。

/dev/disk1 (synthesized):
 #:                   TYPE NAME                  SIZE       IDENTIFIER
 0:  APFS Container Scheme -                    +500.0 GB   disk1
                           Physical Store disk0s2
 1:            APFS Volume Macintosh SSD         331.6 GB   disk1s1
 2:            APFS Volume Preboot               46.0 MB    disk1s2
 3:            APFS Volume Recovery              517.0 MB   disk1s3
 4:            APFS Volume VM                    20.5 KB    disk1s4

PrebootというAPFSボリュームができているようです。APFSボリュームは、物理的なボリュームではなく、APFSコンテナの中に作られた仮想的なボリュームで、それぞれが記憶領域を共有していて追加・削除が簡単です。

PrebootというAPFSボリュームは起動時の作業に使用するボリュームのようです。Prebootの名前のついた起動メニューを選択して起動しても、結局は本体のシステムが起動するようです。選択肢に表示される意味がないので、非表示にしてみましょう。

使わない起動選択肢を非表示にして、起動画面をスッキリさせることは、config.plistの記述で簡単に行えます。config.plistのGUIセクションに、Hideというキーを用意して、

        <key>GUI</key>
        <dict>
                <key>Hide</key>
                <array>
                        <string>Preboot</string>
                </array>

とすれば、Prebootボリュームに含まれる起動オプションは表示されなくなります。(1項目だけなのでarrayにする必要はないかもしれませんが、サンプルがarrayでしたし、将来増やしたいときのためにarrayにしておきました。) 結果がこれです。

f:id:siroanko:20171031234615p:plain

必要な選択肢だけが表示されるようになりました。

更新:Prebootボリュームを削除する手法を削除しました。(2018/12/15)

2件のコメント

  1. High Sierra セキュリティアップデート 2018-003で
    Boot macOS Installer Prebooter from Preboot から起動しないとアップデートが完了できませんでした。
    アップデートのタイミングで都度作成されるのかもしれませんが、
    Prebootは必要な項目なのかもしれません。

    1. 情報ありがとうございます。Prebootは、起動の時の作業用に使われているらしいことを最近知りました。でもこの記事のことを忘れていました。Prebootを削除するとご指摘のように問題が発生すると思いますので、内容を変更しました。

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