MojaveでJPEGファイルが開けない

MojaveではAMD Radeon RX570 RX580などがOOBでほぼ問題なく動きます。でも多少の不具合はあります。それをメモしておきたいと思います。以下では、CPU内蔵GPUをiGPU, 内蔵ではないGPUをdGPU, Thunderbolt拡張ボックスで増設するGPUをeGPUと書くことにします。

GeekBenchの性能低下は解決

BIOSでiGPUを機能させないように設定すると、しばらく使っているうちにGeekBenchのOpenCLスコアが下がってしまう問題がHigh Sierraではありました。この問題はMojaveになってから解決したようです。iGPUはoffのままでも、性能低下は発生しないようです。

SafariでAmazonの動画が見られない

BIOSでiGPUが機能するように設定すると、なぜかSafariでAmazon動画が見られません。謎です。Google Chromeなどでは見られます。表示が出ない・乱れるという訳ではなく、「再生エラー」というダイアログがAmazonから出されるので、デジタル著作権保護に関する問題かもしれません。もしかしたら、実機のeGPUでも同様の症状が発生するのかもしれません。またAmazon以外でも動画再生に問題が発生するのかもしれません。でもSafari以外のブラウザを使えばokなので大した問題ではないです。BIOSでiGPUを機能させない設定にすれば、SafariでもAmazon動画が再生されます。BIOSでiGPUを機能させない設定にすると、今度はSafariで「プラグインが見つかりません」というエラーメッセ時がでます(10.14.1で確認)。

JPEGファイルがクイックルックできない

BIOSでiGPUを機能させないように設定すると、JPEGファイルのクイックルックができません。プレビュー.appでもJPEGファイルを開くことができません。レインボーカーソルが出て止まってしまいます。JPEGの展開にiGPUの機能を使っているためこうなるようです。これはかなり不便です。この問題はNVIDIAのグラフィックスカードでも発生するようです。この方法の解決策として以下の3通りが知られています。

  • BIOSでiGPUが機能するように設定します。ただし、上の、SafariでAmazon動画が再生されない問題が発生します。
  • 同系統のdGPUを搭載しているMacの機種IDになるように、config.plistのSMBIOS設定を変更します。ただしCPUやチップセットが違う機種に設定することになりうるので、動作が不完全になる可能性があります。あまりお勧めできません。
  • NoVPAJpeg.kextをLilu.kextと一緒に使います。これを使えば、iGPUがoffでもJPEGファイルクイックルックの問題が発生しません。

www.insanelymac.com

ということで、3番目の方法であるNoVPAJpeg.kextを使えばすべて解決するようです。でも、実のところ私はiGPUを機能させる設定でしばらく使うことにしました。せっかく搭載されているのにiGPUを使わないのはもったいない気がするからです。SafariでAmazon動画を見なければ良いだけですので。

今回紹介した問題は、iGPU, dGPUの切り替えがうまくいっていないことで発生しているように思います。実機でも、GPU切り替えが原因のトラブルが時々話題になっています。Hackintoshの問題ではなくて、どちらかというとmacOSの問題のような気がします。eGPUを公式サポートするようになったのは最近のことなので、今はあまり気にしなくても将来のmacOSで改善されると期待しています。

3件のコメント

  1. Mojaveにアップグレート後、「写真」アプリを開いたり、「設定」より壁紙を変更しようとするとフリーズしてしまう現象に悩まされていましたが、こちらの通りiGPUも使うようにすると解決しました。
    ありがとうございました。

  2. i5-9400FなのでiGPUないので関係ないのかと思いきやjpegのプレビューができませんでした。
    NoVPAJpeg.kextを追加して対処しました。情報ありがとうございました。

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