ホーム › フォーラム › Discussions › [FYI] LinuxKVM上でmacOS Montereyを動かす
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カナやんゲスト
ArchWikiのOVMFを利用したGPUPassthroughの事例にGentooLinux上の仮想マシンとしてmacOS MontereyとWindows11 Proを動かす例が掲載されていました。
KVMを使うという点でも結構面白いのですが、この方はそれをRyzen5上で実現しているので更にハードルの高いことに挑戦されています。
VM上でmacOSをGPUPassthroughを利用して動作させることができれば、古いmacOSも複数共存できるし、ディスクイメージの保存も簡単にできるので、遊べる範囲が凄く広がりますね。
この手法だとmacOSが認識するのは、KVM+QEMUが仮想化したハードウェアなので、ベアメタルで動かすHackintoshのようにMBによって、動く/動かないに頭を悩ませなくていいようになるかもです。
実はワタシも同じようなことが実現できないかと検討していたので、この事例にはおどろいています。
今回、Z590SLとCorei5-10400でマシンを作りなおすので、いい機会なのでやってみようと思っています。
実現できれば、GitHubに情報を公開しようと考えています。
以下、情報源のURLです。
ArchWiki
https://wiki.archlinux.org/title/PCI_passthrough_via_OVMF/Examples#QGJ’s_VFIO_setup_(CPU:_Ryzen_5_3600XT_/_GPU:_AMD_RX_570)作業記録(github)
https://github.com/q-g-j/gentoo-stuff -
MifJpn(Alpha)ゲスト
お疲れ様です。
えっと、私の疎いのですが。KVM+QEMUでしょうか?
なかなか興味あるところです。
CloverやOpenCoreのデバックに使っていると聞いています。
いい結果が出ることを、期待しています。
良いことなので、ぜひみんなに紹介して絵あげてください。
よろしくお願いいたします。 -
カナやんゲスト
そうです。KVM+QEMUです。
厳密にはKVMというのはLinuxカーネルに実装されている仮想化支援機能です。
PCEmulatorであるQEMUと組みあわせて利用することで、IntelのVT-xやAMDのSVMといったCPUの仮想化技術を活用して、高速に仮想PCを構築することができます。OpenCoreやCloverは、ブートローダとして広く認知されていますが、UEFIから見ると、一種のUEFIアプリケーションに分類されます。
UEFIについては、TianoCoreというところがUEFIの仕様に準拠した開発キット(TianoCore EDK2)を配布しており、その開発キットを活用するとQEMUを利用して、UEFIアプリケーションのデバッグを行うことができます。CloverもOpenCoreもソースコードをちょろっと見た限りでは、どちらもEDK2を利用して開発されているので、デバッグする際にQEMUが活用されているのでしょう。
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