WhateverGreen.kext 1.2.0
GPU関連のkextである
- IntelGraphicsFixup
- NvidiaGraphicsFixup
- Shiki
は、WhateverGreen.kextに統合されました。これからは、GPUがNVIDIAでも、Intelでも、AMD Radeonでも、WhateverGreenだけを使うのが正しいやり方のようです。
の2018年7月12日の投稿によると、
IntelGraphicsFixup, NvidiaGraphicsFixup, Shikiは公式に開発中止になり、WhateverGreenの一部になりました。新しいWhateverGreenにより、インストールが簡単になるだけでなく、互換性と全体としての性能が向上します。
とのことです。
WhateverGreen.kextは元々はAMD RadeonのGPUを動かすためのパッチを提供していて、Radeon RX 570/580などをmacOSで動かすために必要でした。しかし、10.13.4から最新のRadeonがmacOSでネイティブにサポートされるようになり、不要になっていました。今回の統合で、GPU関係はWhateverGreen.kextを入れておけば解決という便利な状態になったと思います。ちなみに、Nvidiaも(Radeonを作っていてAMDに買収された)旧ATIもロゴが緑色なので、どちらの緑にも対応という名前は合っているのではないかと思います。
こちらで紹介したKext Uodaterを動かしてみたら、
IntelGraphicsFixup.kextはもう使うのをやめて、WhateverGreen.kextを使いましょうというメッセージが出るようになりました。
ちなみにWhateverGreenは、今回廃止されたkextと同様に、Lilu.kextと一緒に使う必要があります。