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- このトピックには12件の返信、1人の参加者があり、最後にeraserにより4年、 8ヶ月前に更新されました。
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eraserゲスト
9900kとStreaconm DA2という小さいケースでの運用で、CPU温度とノイズの低減ができないかと思いNZXTのkraken X63を導入しました。
(X62で良かったのですが、新製品の入れ替えのタイミングでX63になりました)BIOSで全開の設定はしているものの、水冷ポンプファンの回転数が1000前後になっており、制約を受けている雰囲気があります。
Cinebench R20での温度は90度超えるくらいで280mmの水冷としては物足りない冷却性能です。導入前のNoctua NH c14sでは85度〜でした
Mac OSでも使えるブートのCAM(NZXTのソフトウェア)の情報もありましたが、Catalinaの最新版では開けないようで。。。
Krakenでの運用の情報や、他メーカーでの動作状況など共有できると嬉しいです。
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eraserゲスト
自己解決したので、今後ご興味のある方への情報という意味で報告します。
手元の環境はMB/ASRock Z390 Phantom Gaming mini-ITXです。
▪️KRAKEN X63
Zシリーズの挙動と一緒かはわかりませんが、HackintoshでUSBケーブルを接続した状態だと静音モードで動作するようです。
ソフトで確認すると水冷ポンプは800~1200回転で動作しています。
(windowsでもレビューを見るとCAMを立ち上げない状態だと静音モードでの動作のようです)
起動直後のCinebench R20で90度オーバー。
※ファンの回転数はX63では制御できないのでマザーボード制御ですUSBケーブルを抜いてみましたが、その場合はフルスピードでポンプが回るようです。
この場合、同じベンチマークで75度以下で抑えられましたが、常に高回転のため高音のノイズが発生します。
高負荷時はファンの音にかき消されるのでいいのですが、アイドル時には手元の環境では煩く感じました。
(ある程度密閉されている、もしくは距離が離れていれば気にならないかもしれません)▪️ENERMAX LIQTECH II Universal ELC-LTTO280-TBP
マザーボードからポンプを制御できるクーラーを探して交換しました。
alphacoolが良かったのですが、ケースとの兼ね合いでこちらに。同ソフトで80度前後。満足とはいきませんが、定負荷時の静音性と高負荷時の冷却性能のバランスとしては許容範囲かなと思っています。
※ファンはNoctuaの140mm MAX1500RPMに換装しています。MBから3pinでポンプの回転数を制御できるのでアイドル時の動作音はファンを含め調整して抑えられます。
耐久性に不安があるとの情報もあるので、そこがネックかもしれません。
最近はwindows上でソフト制御の水冷クーラーが多くなっているようなので、USBコネクタのある水冷クーラーはデフォルトでは使うのが難しそうですね。
KRAKENとかCORSAIRはHackintoshでも人気があるのでそのうち有志が制御用のソフトを作ってくれルことを期待します。 -
Sohゲスト
現在、macOS Catalinaにて、Kraken X62を使用しています。
liquidctlを使用して、動的にファンスピード・リキッドスピードを制御していますが、残念ながらX63はサポートしていないようですね。まあ、IssueがOpenされており、現在何人かの方がサポートに必要な情報を提供しているようですので、もし興味があれば「なにかできることはありますか?」と聞いてみてもいいかもしれません。
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bootmacosキーマスター
シンプルにマザーボードからコントロールできる水冷を作って欲しいですね。小さいケースでは難しいけど、DIY水冷にいってしまうという手もあるかも。本物のMacでは味わえない自作体験ができると思います🙂
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eraserゲスト
Sohさま
そうなんです。X62を買いに行ったら在庫がなくて、63にしたんですけど、liquidctlも対応していなくて。。。そのうち対応してくれそうな感じはありますが置き換えのために手放してしまいました。
Bootmacosさま
いつもありがとうございます。
自作パーツはwindowsがデフォルトだと思うので仕方がないのですが、Hackintoshにあたってはシンプルな構造がいいですよね。
ゲーミング用途向けでLEDも入るので制御のためのソフトに各社力を入れているのか、バックグラウンドでのコントロールが増えている気がして難儀します。
いっそGPUも含めた本格水冷も頭をよぎったのですが、現状のケースだと流石に難しそうなのと、サイズが大きくなっていくと質感の良いケースが見つからないのもあってあきらめました。Mac Proそっくりのケースとかも面白そうですが、ちょっと虚しくなりそうな気もして笑。その後の顛末ですが、案の定ENERMAXの水冷の挙動がおかしくなり、確認してみるとヘッドから冷却水が漏れていました。
初期不良で返品対応してくれたので良かったのですが、どうしたものかと思い調べていたところASUSの水冷が4ピン単独でポンプ制御ができるようでRyujin 240を導入してみました。
結果としてはPWM制御でポンプコントロールができるようで、動作としてはHackintoshと相性が良い気がします。
ただ、240mmのラジエーターなので温度がそこまで下げられないことと、水冷ヘッドにMB冷却用のファンが付いていて開放気味なのもあるのか、ポンプ音が漏れてくるのでイマイチ納得がいっていません。(ケースがメッシュ仕様なのでそれも関係あると思います。ファンの音は低負荷時はとても静かですので、ケースとCPUの構成次第では選択としてはありだと思います。360mmのラジエーターもあるので。)半ばヤケクソになってCorsairの280mmの水冷とParallelsをオーダーしました。Mac OS上の仮想windowsでiCUEを走らせて制御してみようと思っていますが、結果がわかったらご報告します。
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bootmacosキーマスター
続報が楽しみです。Hackintoshにぴったりの簡易水冷が見つかれば嬉しいです。
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eraserゲスト
Corsair iCUE H115i RGB PRO XTとParallelsが届いたので試してみました。
色々と制約はありますが、Hackintosh上でiCUEから水冷クーラーをコントロールできるようになりました。
1.ParallelsをMacOSにインストールし、windows10をアクティベート、iCUEを仮想windows上にインストール
2.MB上のUSBに接続されている水冷クーラーをwindowsに接続するように設定
3.この時点で仮想windowsからiCUEで水冷をコントロールできるようになります
4.Parallelsを「常にバックグラウンドで待機」に設定
5.iCUEをwindowsの起動時に起動するように設定以上の設定でMac起動時にバックグラウンドでParallelsが起動して仮想windowsからiCUEが立ち上がるようになります。
※Parallelsのウィンドウは開かないので見かけ上は動いているようには見えません。
※Macが立ち上がるまでは水冷本体のデフォルト設定で動きます。設定を変更したい場合はParallelsを立ち上げて(可視化して)仮想windowsからiCUEで変更できます。
windowsごとiCUEをバックグラウンドで走らせているので、CPUやメモリ等のリソースが多少持っていかれてしまうという難点はありますが、設定が済んでしまえば何もしなくても立ち上がるので便利です。
Cinebench R20で100くらい、Geekbench 5でも100くらいスコアは落ちますが、大勢に影響はない程度
かなと思っています。肝心のCPU温度はCinebench20で75~80℃程度、blenderで〜85度程度、水温はblender3回くらい回して40℃くらいです。
静音重視にしているのでここら辺は設定で変わってくると思いますが…。ファンの音は、回転数を水温とリンクしてコントロールできるので、かなり静かにできます。水冷が静かって言うのはこういうことなのかと思ってしまいました笑
設定次第ですがCinebench一回だと、水冷のファン、ケースファンともに600RPM程度に抑えても80℃以下で回ります。一つ問題があって、Parallelsを動かしていると中途半端な負荷がかかるのか、グラボかマザーボードか電源からコイル鳴きがします。ファンが静かな分よく聞こえるようになってしまって、なんだかなあと思っています。
一応動作報告までですが、同じ理屈で考えるとNZXTのCAMなども同様に操作できそうな気がします。水温をモニターしてファンがコントロールできるとやっぱり良いですね。
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eraserゲスト
補足です。
CPUはi9 9900k、定格運用です。
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bootmacosキーマスター
報告ありがとうございます。Windowsが必要なのですね。
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eraserゲスト
Bootmacosさま
そうなんです。ややこしい設定が必要なのと、常にバックグラウンドで走らせないといけないので、システムの構成的にはちょっと美しくないと言うか。コストがかかるのもネックですよね。
結局、Parallels起動時のコイル鳴きの問題と、MBのUSBをつないでいるとSleep後にすぐ立ち上がってしまう現象が発生したのでiCUEはオプションとして考えて水冷内部のデフォルト設定で動かしています。
Corsairのデフォルトの設定が悪くないので、静かでそれなりに冷えています。blenderなどの長めのベンチを回すと、CPU温度が頭打ちになった後にしばらくしてだんだんとファンの回転数が上がるので、内部で水温をモニタしてファンを制御しているようです。
OOBで使う前提でもHackintoshと相性は良いのではないかと思います。(あくまでも自分の構成と使い方においてですが)
LEDはiCUEが立ち上がっていないとデフォルトの虹色で光ります。なぜかiCUEでブライトネスを調整するとその設定だけはソフトを落としても残るので、ブライトネスを0にして消灯状態で使っています。
(色や光り方の設定はiCUEを落とすとデフォルトに戻ります…)Parallelsはwindowsが立ち上がる状態で使用期間があるみたいなので、LEDの設定だけしてしまえばその後は必要ないかもですね。どなたかkrakenとCAMで試してもらえると嬉しいのですが。。。
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kj107ゲスト
お世話になります
eraser さま
既に安定稼働しているようなので今更ですが、水冷クーラーのヘッド? (CPUの真上に着ける物)が金属ならば
もしくはラジエーターに直接
ペルチェ素子 + サーモスタット で 水冷クーラーのクーラントを冷やして ファン無しの無音に挑戦してみては如何でしょうか
(ペルチェ素子の運用は冷えすぎで水滴が出来るとか運用が難しいのかも知れませんが)無理ですかねぇ〜
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eraserゲスト
kj107さま
そんなのがあるんですね。
調べてみましたが面白そうですね。どちらにしろ冷やした分の熱は外に逃さなくてはいけないので結局ファンが必要になる気がしますが…。
本格水冷とか誘惑は色々ありますが、Hackintosh機を作った目的を思い出して自制しています。
色々弄り回して壊してしまいそうで笑性能、大きさ、静音性のバランスはある程度取れた気がするので、しばらくは現状の構成で使っていこうかと思っています。
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eraserゲスト
上記環境で使用していましたが、ファンが静かになった分ポンプの回転音が常に聞こえる状況で、気になってしまったので空冷に戻しました笑。
低負荷時に限って言えば、ファンの回転音の方が気にならないと言うか、ポンプの高い音が不快に感じてしまい…。
温度問題があるので、手をつけずにいたCPUの電圧を下げてみたところ劇的に高負荷時の温度が下がりました。Hackintoshだとオーバークロックの恩恵は少ないと言う書き込みを見て、システムの安定性も考えてCPU周りは定格でと考えていたのですが、電圧を下げる分にはCPUやシステムへのダメージもないかなと。
設定は
▪️電圧:1.215V
▪️LLC:3
です。
※9900k z390 AsRock Phantom Gaming itxクーラーはNH-c14sで、CINEBENCH、blender共に80度を下回る温度で回るようになり、スコアはほぼ変わらないようです。
もう少し低い電圧でも動作したのですが、少し余裕を持って上記設定にしています。
(おそらくもっと大きいケースと、ファンの設定でもっと下げられると思います)おそらくMBのメーカーによって電圧のバッファは違うと思うので効果の程はCPUの個体差も含めばらつきはあると思います。
自作界隈では常識なのかもしれませんが、Hackintoshで初めて自作する方も多いと思いますのでご報告しました。
Hackintoshと直接関係のない話ですみません。。。
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