Ventura Public Betaのアップデート、Public Beta 3が出たので、Beta 2からアップデートしました。公開版OpenCore 0.8.3で問題なく動作します。
Beta 3が来たけど更新できない
米国時間で2022/8/9に VenturaのPublic Beta 3が配布されていました。Developer Beta 5に相当するビルドらしいです。いつものように、Public Beta 2の、「システム設定」「一般」「ソフトウェアアップデート」に案内が来ていました。
ただ、今回は「今すぐアップデート」ボタンを押したところ、一瞬でダウンロードが終わって「再起動」ボタンが現れるものの、再起動しません。手動で再起動してもインストール用ボリュームができていないようでした。準備が完璧じゃないのかと思い、しばらくのところ放置していました。でも状況が変わらないようなので、gibMacOSを使ってPublic Beta 3のインストーラ本体をダウンロードすることにしました。
gibMacOSでダウンロードする
gibMacOSはアップルの公開サイトから入手できるmacOSを探してダウンロードしてくれるスクリプトです。corpnewtさんのgithubへ行って、gibMacOSの一式をzip形式でダウンロードしました。
Python版やシェルスクリプト版などが入ってますが、今回は、シェルsクリプト版のgibMacOS.commandを使用しました。gibMacOSのディレクトリに移動したあと、以下のように起動します。
% ./gibMacOS.command
起動するとmacOSの公開版の一覧が出ます。Public Beta版も公開版として含まれていました。この番号(ここでは3番)を指定してダウンロードします。
3. macOS Ventura beta 13.0 (22A5321d) - 012-51393 - Added 2022-08-09 17:07:05 - 11.97 GB
ダウンロードされたファイル類は、gibMacOSディレクトリの中のmacOS Downloads/public/の中に保存されてます。
ここでInstallAssistant.pkgを開くと、インストーラが起動して、/ApplicationsフォルダにInstall macOS Ventura betaが出来上がります。これはインストール後に消えてしまいますので、必要ならばバックアップしておきます。
Ventura Beta 3をインストールする
Install macOS Ventura betaを起動すると、お馴染みのインストール画面になります。インストール先を指定して続けると、いつものアップデート同様に、3回の再起動で自動的にアップデートされました。最初の再起動がmacOS Installerボリュームから、次回以降がインストール先のボリュームから再起動します。
OpenCore 0.8.3にしてあれば問題なく動作しました。ビルド番号は22A5321dでした。Beta 2と同様、安定しているのでメインで使用します。