これまでIntel系CPUチップおよび同専用マザーボード、そしてRadeonグラフィックボードを用いて、Hacintosh を構築してきました。
しかしながら、既にAppleシリコンへの移行は進んでおり、Apple社での後戻りは もはやないでしょう。
よって、市販のPC&電子工作パーツを使って”どのレベルまで疑似M1 Mac Miniをシュミレートできるのか”、検証してみたいと思います。
1.CPU/GPU/Memory:
同じARMプロセッサー系列として、ARM 7(64 bit可)を搭載しているRaspberry Pi 4 Model B 4GBボードを選択。
安価ながらも内蔵GPUは、そこそこのパフォーマンスでTVerや Youtubeを視聴するにはとくに問題なし。
2. MacOS User Interface画面:
Raspberry Pi 4向けに MacOS類似(まったく同じではないが..)UI画面を提供しているTwister OS( 旧名:iRaspbian,新しくBig SurでのUIと類似のiTwister Surを選択可能)を導入すればOK
3. Application :
もちろんMac OS純正アプリは稼働できませんが、通常の”ネットサーフィンや動画再生に関する種々のアプリ”は 豊富なLinuxで開発されたものが Twister OSパッケージの中で整備・同梱されており、あまり不十分さは感じられません。
4. 消費電源 & 総額費用:
Raspberry Pi 4 Model B 4GBボード自体は、DC 5.1V 3.8AのDCアダプターで稼働可能、地球にやさしい対応かと思います。 もちろん多少のオーバークロック(例 CPU 1.5GHz -> 2GHz)は可能。
可動範囲の余裕度を大きく持たせて、USB接続のNVMe.m2搭載外付けケース(および そのm2 ストレージ)、USB3ハブなど。
しめて、おおむね3万円程度