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- このトピックには13件の返信、1人の参加者があり、最後にDeskmini310Sonomaにより10ヶ月前に更新されました。
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hamagenゲスト
同じような状況になっていない人に対しては悪しからずですけど、同じような現象に遭遇し困惑しているかもしれない人への助言となります。
皆さんは、OC(OpenCore)や各種kextのファイル更新を続けていて、段々とEFIボリュームの空き容量が減ってきていませんか?
数ヶ月前からですが、空き容量不足でファイル更新(置換)できない旨のエラーメッセージが表示されるようになり、無くても構わないファイルを少しずつ削除する等をして回避していましたが、最新版のOCにいよいよ更新できなくなってしまいました。duコマンドでのEFIフォルダ実使用容量と、dfコマンドでの(EFIボリュームの)実使用容量の乖離が激しくなっていることに(薄々ながらも)気がつき、この度、比較的簡単な解消方法を見つけましたので情報共有します。
ターミナル等で実施した手順
1. EFIファイル群の中身をデスクトップとかにそのままコピーしておく。 …普段から最新版コピーの所持が良いかと
2. df で現在の使用容量を確認しておく。 …100%でほぼ空き無しでした
3. diskutil reformat /dev/disk0s1 …EFIボリュームを同じ名前&タイプで再フォーマット(ここ重要)
4. df での使用容量が1%程度に減り、(ほぼ)未使用状態になったことを確認。
5. /dev/disk0s5 とかで再マウントされたEFIボリュームに対して、コピーしておいたEFIファイル群を書き戻す。
6. df での使用容量を確認する …34%程度に減ったことが確認でき、ほぼ期待値通りになる。
7. システムを再起動させ、EFIが/dev/disk0s1で再マウントできるのを確認。 …念の為の確認ファイル更新のために上書きで置換していましたけど、古いファイルは完全には消去されずに隠しファイルとかで履歴として残しているのでしょうかね?って思いましたが、過去履歴だけを完全消去できる方法があるならばその方が良さそうです。
以上
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bootmacosキーマスター
dfコマンドでの(EFIボリュームの)実使用容量の乖離とは実際にどのような状態でしょうか?
dfコマンドでEFI見たらiused, ifreeが0で、%iusedが100%となってました。これでしょうか?
Capacityとかは正常な感じです。 -
hamagenゲスト
対策後のdfの出力結果例(抜粋)ですけど、空き容量不足状態に陥っている状況では、Capacityが100%か近い数値になっていて、Availableは残りが少ない0に近い数値になっているはずで、Usedも(duから算出される)本来使用するはずの量よりも過大になっている状況が、上記手順を実施することで解消されました。
Filesystem 512-blocks Used Available Capacity iused ifree %iused Mounted on
/dev/disk0s1 401250 145872 255378 37% 0 0 100% /Volumes/EFI空き容量不足とかポップアップ表示され、ファイル更新ができなくなってはいないのであれば問題が無さそうですけども…
この手順で問題が解消されたので紹介しました。 -
bootmacosキーマスター
情報ありがとうございます。
手元で起動中のEFIも同じような結果が出ました。inode関係の数値が怪しいですね。
% df /Volumes/EFI Filesystem 512-blocks Used Available Capacity iused ifree %iused Mounted on /dev/disk2s1 403266 64567 338699 17% 0 0 100% /Volumes/EFI
他の/Volumes以下のボリュームも試しましたが、%iusedがどれも0%か100%のいずれかでした。
dfコマンドがAppleのファイルシステムに対応していないのかもしれないですね。ファイル追加できないエラーは出ていないので、しばらく様子を見ます。
書き込めなくなったらフォーマットし直してみます。 -
hamagenゲスト
第6/8世代とUPUの世代が異なるいずれもSATAストレージ環境ですが、Windowsとのデュアル環境でもHac環境単体でも、両方で同事象が発生しております。
であるならば、SATAストレージ上でのファイルシステム(FS)管理の不具合?なのかもしれません…
って思いました。 -
hamagenゲスト
Venturaが動作する本物のMacにおいて、インストーラUSBを作成し、USBのEFIボリュームに対して何度もファイルを上書き&置換する操作を繰り返すことで、次第にAvailableが減り空き容量不足状況を引き起こすことができましたので、多分ですが、FAT32ボリュームに対する書き込み処理の不具合であろうとの見解に至りました。
(Venturaにしてから起き始めたような気がするものの、Montereyでどうなるのかについては未確認)一旦ファイル削除してから書き込むようにするとAvailableの減り方に違いが見受けられ、同名ファイルを置換するのではなくて、削除してからコピーするような操作の方が起きにくいようですけど、いちいち面倒なので、空き容量が減ってきたことを確認してから、EFIボリュームをフォーマットしてしまう方が楽かもしれません…
以上
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bootmacosキーマスター
情報ありがとうございます。なるほどです
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hamagenゲスト
Sonoma beta3がリリースされたので、いくつかの過去分を含めてリリースノートを眺めてみたところ、exFAT/msdosファイルシステムの実装方法をVenturaで変更しており、Sonomaでも更に変更しようとしているようです。
本件の事象がMonterey(以前を含む)でどうなるのか?について確認してみる価値がありそうですけど、もう今更で面倒なのでしたくないなぁ〜って思いました。
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Let’s OSx86!ゲスト
以前、High Sierraで同事象にハマった覚えがあります。。。
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1ooゲスト
以前、同様の問題ではまったことがあるのですが、EFIをマウントした状態でこゴミ箱を空にしたところ
容量が戻りました。ファイルシステム云々はわかりませんが、特に難しいことをしたわけでなく
そのときにはこれで解消したはずです。 -
Let’s OSx86!ゲスト
High Sierraではゴミ箱を空にしても容量は戻りませんでしたね……
その時は結局再インストールし直して、それからはEFIにサイズの大きなファイルを上書きしたい時はわざわざ古いフォルダをデスクトップに切り取り&貼り付けしてからゴミ箱に移動し、
新しいフォルダをEFIにコピーするようにしてました 笑 -
Deskmini310Sonomaゲスト
OpenCore0.9.7 Sonoma14.2.1の環境で使用しています
512GBのSSDを256GBずつ2つに分けているEFIパーティションで、空き容量がなくなるエラーがでましたMojaveの時はEFIパーティションをマウント後、Dockのゴミ箱を空にすると容量が増えましたが、Sonomaではうまくいかないようです
diskutil reformat /dev/disk1s1 を使って中身を削除、新しく作ったEFIを追加できるようになりました
再起動後からFinderに常時このEFIパーティションがマウントされるようになりました
DiskUtilityでもこのEFIパーティションが認識されていて常時表示されています。他EFIパーティションと違うようです他のEFIパーティションと比較すると
EFI EFIではなく
Microsoft Basic Data EFIになっていました
Windowsは入れていないのとMacの実機からHackintoshを構築しているのでEFIパーティションのファイル削除時に変化したようです/dev/disk1 (internal, physical):
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: GUID_partition_scheme *256.1 GB disk1
1: Microsoft Basic Data EFI 208.7 MB disk1s1
2: Apple_APFS Container disk4 255.9 GB disk1s2従来の起動後もマウントされないEFIパーティションに戻す方法はありますでしょうか
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hamagenゲスト
ご要望の回避策は、私の知る限りではありません。
本件はある意味では緊急回避的な措置であって、(unmountすることもできるのでそのまま使い続けることでも問題ないかとは思いますが、)EFIがOS起動時に自動mountされることをどうしても避けたいのであれば、「Time Machine」機能を用いてバックアップし、起動用ストレージをまっさらにしてからOSを再インストールした後に、リストアするくらいしか解決策を知りません。
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Deskmini310Sonomaゲスト
ご返信ありがとうございます
自己解決しました
ファイラーのPath finderを使用して、書き込みと削除を繰り返したのが原因でした。
Path finder、Pathfinderのデスクトップ機能、Finder混在でEFIパーティションに書き込みと削除を繰り返すと、同じ現象が確認できました。EFIパーティション肥大の回避方法は、1度Pathfinderを終了し、Finderを使いEFIパーティションをマウント、その後Dockのゴミ箱を右クリックで空にするを選択して容量が回復しました。
SSD,NVMe,USBメモリ共に膨れ上がった容量はちゃんと削除されました。
Sonoma、Mojaveで確認しています。ファイルはクローンとクラウドでのデータバックアップのみで、Timemachineを使ってなかったので戻せませんでした。
緊急用にOSと最低限のアプリしか入っていない環境で試したので、勉強と割り切ってフォーマット、リストアしました
NVMeを購入して1つドライブが余ったので、Timemachineのバックアップも検討したいと思いますMicrosoft Basic Data EFIがあることで、OCAuxiliaryToolsでマウントしてもPlistがアプリに表示されない現症もありました。
ファイルを直接クリックするとOCAuxiliaryToolsで表示され編集、保存は可能です。
別パーティションからOS起動をしても同じ現象が出たのでMicrosoft Basic Data EFIが原因のようでした
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