ホーム › フォーラム › User Builds › [Success] ASUS TUF GAMING Z390-PLUS, Core i7-9700K and Radeon RX 5700 (OpenCore)
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ibexゲスト
COVID-19の影響で在宅勤務が続いているので、より快適な環境を構築しようと20年ぶりに自作チャレンジ始めました。
どうせならWindowsだけでなくHackintoshしてみよう!と考え、こちらを始めとしていろいろ役立つサイト、情報がありましたので参考させていただきました。この度無事稼働したので情報提供の御礼を兼ねて、またこれからもサポートいただければと思いまとめました。改善点などアドバイスございましたら是非お教えください。以下私の構成と設定を記載します。
1) PCスペック :
CPU: Intel Core i7-9700K
Motherboard: ASUS TUF Z390-PLUS GAMING
Memory: CORSAIR DDR4-3200Mhz VENGEANCE LPX 16GB×2枚 – CAS 16
Storage: Silicon Power, SSD 1TB 3D TLC NAND M.2 2280 PCIe3.0×4 NVMe1.3 (Mac)
Storage: SanDisk Internal 2.5″ SSD/SSD Ultra 3D, SDSSDH3-1T00-G25 (Windows)
Video Card:SAPPHIRE PULSE RADEON RX 5700 8G
WiFi/Bluetooth PCIe Card: Fenvi T919
Power Supply: ANTEC NE750 GOLD (750W)
Monitor: 27 inch / ASUS VG278QR Gaming Monitor (Display Port)2) BIOSセッティング:
Ai Tweaker/Ai Overclock Tuner: XMP 1
Ai Tweaker/XMP: XMP DDR4-3000
Advanced/Platform Misc Configuration/PCI Express Native Power Management: Enabled
Advanced/Platform Misc Configuration/Native ASPM: Enabled
Advanced/CPU Configuration/CPU – Power Management Control/CFG Lock: Disabled
Advanced/System Agent (SA) Configuration/VT-d: Disabled
Advanced/Onboard Devices Configuration/Hyper M.2×16: Disabled
Advanced/Onboard Devices Configuration/PCIEX16_2 Configuration: Auto
Advanced/USB Configuration/Legacy USB Support: Enabled
Advanced/USB Configuration/XHCI Hand-off: Enabled
Boot/CSM (Compatibility Support Module)/ Launch CSM: Disabled
Boot/Boot Configuration/Fast Boot: Enabled
Boot/Secure Boot/Secure Boot state: Disabled
Boot/Secure Boot/OS Type: Other OS3) OpenCoreインストレーション:
OpenCoreの日本語ページは少ないのですが、非常に詳細かつ丁寧にまとめてあるので助かりました。
「OpenCore Desktop Guide · GitBook」
https://dortania.github.io/OpenCore-Desktop-Guide/インストール用USBおよびEFI作成については割愛しますが、たくさん情報があるのでそこを参考にしました。
「How to make a macOS 10.15 Catalina flash drive installer」以下は今日現在の私の設定した OpenCore (0.5.9) 、EFIのツリーです。
EFI
├── BOOT
│ └── BOOTx64.efi
└── OC
├── ACPI
│ ├── SSDT-AWAC.aml
│ ├── SSDT-EC-USBX.aml
│ ├── SSDT-PLUG.aml
│ └── SSDT-PMC.aml
├── Bootstrap
│ └── Bootstrap.efi
├── Drivers
│ ├── HFSPlus.efi
│ └── OpenRuntime.efi
├── Kexts
│ ├── AppleALC.kext
│ ├── IntelMausi.kext
│ ├── Lilu.kext
│ ├── RadeonBoost.kext
│ ├── SMCProcessor.kext
│ ├── SMCSuperIO.kext
│ ├── USBInjectAll.kext
│ ├── VirtualSMC.kext
│ └── WhateverGreen.kext
├── OpenCore.efi
├── Resources—>GitHub acidanthera/OcBinaryDatからダウンロード、インストール
│ ├── Audio
│ ├── Font
│ ├── Image
│ └── Label
├── Tools
│ └── OpenShell.efi
└── config.plist3) これから取り組むこと
USB Mappingですが、15個制限というものがHackintoolを使って確認すると15個しか表示している(クリアしている?)ように見えるのです。何をすべきか?まだわかっていませんので特に設定していない状況です。もう少し調べて進めていきます。
4) config.plist設定:
こちらのサイトを見ながらでないと最終的には立ち上がらなかったと思います。
「Boot macOS ASUS Z390 + Coffee LakeのブートローダをOpenCoreにする」それからconfig.plistを作るため上記で紹介されていた ProperTreeを利用しました。
またサンプルはOpenCore-0.5.9をダウンロードしてSample.plistを使ってセットアップしました。SMBIOSについては、iMac19,1として同様にサイト情報を参考に作成しました。
必要なKextや様々なfirmware drivers は OpenCoreのドキュメントリンクから入手しています。
https://dortania.github.io/OpenCore-Desktop-Guide/ktext.html以下順にConfig.plist情報を記載します。
[ACPI]
SSDT(4つ) は自分でコンパイルしていません。 Coffee Lake · GitBookからダウンロードしました。
https://dortania.github.io/OpenCore-Desktop-Guide/config.plist/coffee-lake.htmlACPI –> Add –> SSDT-AWAC.aml = True
ACPI –> Add –> SSDT-EC-USBX.aml = True
ACPI –> Add –> SSDT-PLUG.aml = True
ACPI –> Add –> SSDT-PMC.aml= True[Booter]
Booter –> Quirks –> DevirtualiseMmio = True
Booter –> Quirks –> RebuildAppleMemoryMap = True
Booter –> Quirks –> SyncRuntimePermissions = True
Booter –> Quirks –> SetupVirtualMap= False[DeviceProperties]
Add –> PciRoot(0x0)/Pci(0x1f,0x3)
–>layout-id data 01000000
Add –> PciRoot(0x0)/Pci(0x2,0x0)
–>layout-id data 0300923E[Kernel]
Kernel –> Quirks –> AppleCpuPmCfgLock = False
Kernel –> Quirks –> AppleXcpmCfgLock = False
Kernel –> Quirks –> DisableIoMapper = True
Kernel –> Quirks –> DisableRtcChecksum = True
Kernel –> Quirks –> PanicNoKextDump = True
Kernel –> Quirks –> PowerTimeoutKernelPanic = True[Misc]
Misc –> Debug –> AppleDebug = False
Misc –> Debug –> DisableWatchDog = True
Misc –> Debug –> Target = 20
Misc –> Security –> AllowNvramReset = True
Misc –> Security –> AllowSetDefault = True
Misc –> Security –> ScanPolicy = 0
Misc –> Security –> Vault = Optional[NVRAM]
NVRAM –> Add –> boot-args = keepsyms=1 alcid=1 agdpmod=pikera
NVRAM –> Add –> prev-lang:kbd = 656e2d55533a30
NVRAM –> LegacySchema –> WriteFlash = True5) 確認できていること:
– Catalina 10.15.4 / OpenCore 0.5.9
– Windows 10 Pro (ディスクは分けています、SSD)
– RX5700→5700XT化
–DisplayPort (オーディオ可)/ FullHD@164Hz
– スリープ、シャットダウン
– オーディオ(出力、マイク入力)
– LAN(Nuro光で900Mbps以上出ています)
– Bluetooth(AirPods)
– WiFi(5Ghz/2.4Ghz)
– USB (オンボードはすべて使えています)+Webカメラ、マイク(ASUS ROG Eye、Mac利用には最新アップデートが必要)
– iMessage, App Store
– FileVault6) 参考情報一覧:
[Reddit]Build: i5-9400F // 16GB RAM // ASUS TUF Z390-Plus Gaming // RX 580 GPU from hackintosh
macOS Catalina 10.15.4 | ASUS TUF GAMING Z390-PLUS | Radeon RX 5700 from hackintosh
[Boot macOS]
ASUS Z390 + Coffee LakeのブートローダをOpenCoreにする
OpenCoreの選択画面をグラフィカルにする
300シリーズマザーボードでも本物のNVRAMを使いたい
Windowsと同居する
Radeon RX580/Vega 64/5700XTの性能を比較→コメントにあるとおり、RadeonBoost.kextを使うことでパフォーマンスが向上します(ベンチマーク数値上、恩恵は不明。Windows10上でも同様にパフォーマンス向上しています)[その他]
AMD RADEON RX5700のBIOSを書き換えてRX5700XTに改造してみた以上です。
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ibexゲスト
昨晩MacBook Airを10.15.5にアップデートした勢いで、投稿したPCのOSアップデートチャレンジしてみました。
そのままインストールできるか不安でしたが、再起動のときに新たなInstallアイコンを1,2回クリックしたら無事完了しました。OpenCore、一度設定を完成させたらいい感じですね。
投稿した一覧(長文ですいません)で一部間違い、修正、追加がありますので下記に記載します。EFIツリーより
├── Kexts
│ ├── RadeonBoost.kext→削除(Fales)
→「Geekbench 5」では確かに数値は上がりますが、普段恩恵を感じないので安定性を取りました。
BIOSセッティング:
[修正]
-Ai Tweaker/XMP: XMP DDR4-3000→DDR4-3200
[追加]
-Advanced/System Agent (SA) Configuration/Above 4G Decoding: EnabledConfig.plist情報
[Kernel]
Kernel –> Quirks –> ThirdPartyDrives = True→Fales
–>Trimforceコマンドを実行してEnableにしました。
確認できていること:
– SSD(Windows)のTRIM
追加設定(Config.plist)
→リムーバブルSSDをまだ取り付けていませんが設定先行させました。下記のページのとおりです。
リムーバブルHDD/SSDのホットプラグパッチをOPENCOREに適用する
以上です。
時間を見つけてUSB設定に取り掛かりたいと思います。 -
bootmacosキーマスター
Above 4G Decodingはメモリ確保に有効らしいですね。
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ibexゲスト
bootmacosさん、コメントありがとうございます。メモリ確保が安定性にどれぐらい寄与しているかは不明ですが、やれることをやったというところです。
(設定追記&確認中)
Zoom、Skypeなどビデオ会議でアプリケーションが落ちることが数度あり、原因を探っています。
問題解決に役立つのかわかりませんが、H264, HEVCがEnable化されていないことに気が付きました。
具体的には「Videoproc(無償版)」をダウンロードして、設定→一般情報にあるオプションをクリックして確認しております。利用できていない、ハードウェアアクセラレーターが起動していないとなっていました。
[ダウンロード先]
https://jp.videoproc.com/free-videoproc/
対策、対応としてBIOS設定を見直してiGPUを設定しました。
具体的には3箇所です。
-Advanced/System Agent (SA) Configuration/Graphics Configuration/Primary Display: PCIE
-Advanced/System Agent (SA) Configuration/Graphics Configuration/iGPU Multi-Monitor: Enabled
-Advanced/System Agent (SA) Configuration/Graphics Configuration/DVMT Pre-Allocationed: 128M
再起動後、VideoProcで確認したところH264/HEVCのハードウェアアクセラレーターが有効(グリーン)に、状態は利用可能になっていました。
今日はもう会議がないので、明日以降様子を見ます。
他に見直す必要があれば、お教えください。 -
bootmacosキーマスター
なるほどビデオエンコーダーの設定が効くのですね。BIOSでMulti-MonitorをEnabledするとiGPUが効きそうなので、手元のマシンもそうしています。
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ibexゲスト
DRMの設定や実際どのような問題、互換性があるのか?再度読み直しています。
https://dortania.github.io/GPU-Buyers-Guide/modern-gpus/intel-gpu.html
そもそもDRMが私のトラブルの元なのか未だわかりませんが、調べると奥が深くて何をどう設定していいのか?迷っています。
アドバイスいただければ幸いです。SMBIOSを私は「iMac19,1」にしているのですが、「iMacPro1,1 or MacPro7,1」に変えれば良さそうにも読めますし、AMD+iGPUの構成だとboot argumentに「shikigva=80」を加えてばいいようにも読めます。
https://github.com/acidanthera/bugtracker/issues/617
とどうしたらいいのでしょうか?時間のあるときにもう一度「DRM Compatibility Chart」や「Intel® HD Graphics FAQ」を読み直しながら最適な設定を確認続けます。
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bootmacosキーマスター
DRMはテレビ会議にはあまり関係ないのではと思います。ヘッドレスに設定されていることが重要な気がします。
iMacPro1,1 or MacPro7,1にするのは、iGPUが無いCPUの場合や、ヘッドレス設定がうまくいかない場合の選択肢なのかとオッもいます。
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ibexゲスト
bootmacosさん、度々ご指摘頂きありがとうございます。昼休み中に修正をしてみました。
(1)BIOS設定より一箇所直しました。
-Advanced/System Agent (SA) Configuration/Graphics Configuration/Primary Display: PCIE→PEGに変更その上でアドバイス頂きましたhttps://bootmacos.com/archives/7116を参考にして
(2)Hackintoshを利用して「Patch」→「Info」を確認
Selected FramebufferのGPUが違ったのでPlatform IDを「ヘッドレスPlatform ID」項を参照して「Coffee Lake CPU/9th Gen UHD-630 IGPU = 0x3E980003」にしようと思いました。
ただ、下記のサイトより
https://github.com/acidanthera/WhateverGreen/blob/master/Manual/FAQ.IntelHD.en.md“If you are using a 9th generation Coffee Lake Refresh processor, it is necessary to fake device-id 923E0000 for IGPU. Starting with macOS 10.14.4 the fake is not necessary.”
となっているのでこちらで設定しています。
具体的にはconfig.plistの[DeviceProperties]にAdd2項目を削除して、新たに
Add –> PciRoot(0x0)/Pci(0x2,0x0)
–>device-id data 923E0000
を加えました。その後NVRAMをクリアして、再起動したところ無事に立ち上がったので再度Hackintoolにて確認したところ、Selected FramebufferのPlatform IDは”0x3E98003”となるのですが、Current FramebufferのPlatform IDは”0x3E910003”になります。
この状態でもConnectors機能ではindex = -1、bus id = 0x00、pipe = 0、type = dummyでヘッドレスPlatform IDとして機能しているように見えます。修正としては正しいのでしょうか?
それともSelected Framebufferが”9th Gen UHD-630 IGPU = 0x3E980003”となるようにすべきなのでしょうか?度々の確認で申し訳ございません。
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bootmacosキーマスター
手元の9900Kマシンでは、以下にしたがってconfig.plistで0x3E920003(書き込んでいる数値は逆順にした0300923E、base64ではAwCSPg==)にしていますです。
https://dortania.github.io/OpenCore-Desktop-Guide/config.plist/coffee-lake.html#deviceproperties
その結果、HackintoolのCurrent FramebufferのPlatform IDも0x3E920003になってます。Selected Framebufferはパッチを当てる際に内容確認するための情報なので、関係ないです。
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ibexゲスト
bootmacosさん、いつもありがとうございます。
そもそもシェアいただいてるCorei9 9900Kのconfig.plistをもとに作っていたのですが、再度OpenCore Desktop Guideを最初から読んでなかったので、すべての設定を見直しました。
https://dortania.github.io/OpenCore-Desktop-Guide/config.plist/coffee-lake.html#deviceproperties結果、今日はSkype、Zoom、BlueJeans、Google Meetとなんだか色々なツールを使って一日利用しましたが一度も落ちませんでした。Hackintoolsでもきれいに(というのでしょうか)なりました。
とりあえず10.15.5(19F101)にアップデートできたこのPC環境で様子を見ながら過ごそうと思います。
サポート頂きとても感謝しております!
といいながら続きは注文したWiFiアンテナ(正確にはBlietooth改善のためですが)、増設ディスク(抜き差し可能、こっちはまだオーダーしてません)にチャレンジします。 -
ibexゲスト
bootmacosさん、いつもありがとうございます。ようやく一通りのセットアップが完了したと思っています。下記の事例を拝読してようやくUSBセットしようと決心しました。
Hackintoolを使えば簡単なんですね。今まで15個しか見えていなかったのはUSBInjectAll.kext入れていても、XhciPortLimitをFalseのままにしていたからのようでした。
備忘録と参考まで下記のとおりでした。
設定前はUSBInjectAll.kextを入れて、OC→Kexts→Quirks→XhciPortLimitをTrueにする。その後立ち上げてHackintoolを使ってUSBを確認しながら環境ファイル作成→生成されたUSBPorts.kextを入れて、USBInjectAll.kextを削除する。それとOC→Kexts→Quirks→XhciPortLimitをFalseに変えて完了。再起動し確認。15個になってました!
を見ながら作業すれば簡単に理解できました。
こちらも確認しながら進めました。こちらのサイト情報に本当に助けられています。ありがとうございました。
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