macOS Big Sur 11.0.1 Betaをインストール

Big Sur 11.0.1 Betaがパブリックベータとして本日公開されたので、11.0 Beta 10からアップデートしました。ビルト番号は20B5012dです。簡単にアップデートできました。今までのPBではmacOSインストーラが起動したのですが、今回は単に1回再起動しただけでした。11.0正式版が出ない状況で11.0.1 Betaが出るのは珍しいことかと思います。11.0正式版リリースは近いと思いました。

11.0.1 Betaにアップデートする

前回の記事で入れた11.0 Beta 10マシン(Z490 + 10900K + 5700XT)

のソフトウェアアップデートにmacOS Big Sur 11.0.1 Betaの案内が来ていました。(ベータ版のスクリーンショットは公開してはいけないらしいので、前回同様に加工しましたw)

OpenCoreなどのバージョンは以下のとおりです。

  • OpenCore 0.6.2
  • kext類は一般公開されている最新のもの
  • 機種設定はiMac20,1

「今すぐアップデート」ボタンをクリックすると、「アップデートするには、Macを再起動する必要があります。」というメッセージが出ます。ここで再起動を選択すると、アップデートが始まります。

再起動の後、ダウンロードが始まり、しばらくしてmacOS Big Sur 11.0.1が起動します。設定画面の後、「このMacについて」を見ると、11.0.1になっていることを確認できます。

ちなみに、ベータ版一般の注意なのですが、デフォルトで「Mac解析を共有する」設定になっています。Hackintoshの不具合情報をアップルに送付しても、どちらにとっても無意味なことですので、システム環境設定–>セキュリティとプライバシー–>解析と改善を選んで無効にしておきましょう。

5700XTのMetal性能が微増

このマシン (Z490 + 10900K) にはRadeon 5700XTを取り付けてあります。その性能をGeekbench 5で測定しました。下のグラフはCatalina 10.15.6、Big Sur Beta 6、Beta 9、Beta 10、11.0.1 Betaでの比較です。OpenCLとMetalでそれぞれ3回測定した結果を平均しました。さらに比較のために以前紹介したCatalina 10.15.5でのRX 580の結果も掲載しました。

Betaが出るたびに改良されてきた5700XTのスコアは、今回はほぼ据え置きのようです。ただ、Metalに関しては、測定ばらつき以上に微増していて、まだまだ改良されているようです。macOS開発チームの5700XTへの愛が垣間見える気がしました。

Intel NUCもアップデート

以下で、HaswellベースのIntel NUCにBeta 9とBeta 10をインストールした記事を書きました.

このマシンも11.0.1にアップデートしてみました。問題なく起動しました。

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