ThinkPad T460sのキーボード交換

中古で入手したThinkPad T460sのテカっていたJISキーボードをUSキーボードに交換しました。T460のキーボード交換は簡単です。交換後は何事もなく起動し認識してくれました。

キーボードのテカり

キーボードは使い込むとテカりますよね。人の脂で汚れるわけではなくて、プラスチック表面のシボ加工が擦れて取れてしまい、プラスティック本来のツルツルな状態になってしまうのだと思います。なので、掃除しても元どおりにはなりません。擦れば擦るほどツルツルになるだけです。

中古のノートPCはキーボードが大抵テカってます。今回入手したT460sはかなり激しく摩耗しています。一部の印字も消えています。手触りもツルツルで、触れたくない感じです。おそらく企業のリースバック品で、日々の業務で酷使されたのだと思います。大活躍できて道具として幸せだったでしょう。今後は、macOSをたまに動かすだけの暇な余生になりますが、その前に綺麗なキーボードに交換してあげたいと思います。

交換用キーボード

ThinkPad, Dell, HPなどのグローバルな製品の中古を選ぶ利点は、補修部品が比較的潤沢に流通している点だと思います。T460s用のキーボードもAmazonやAliExpressなどで売られています。今回は以下のサイトから入手しました。送料税込3,000円くらいです。T460S, T460P, T470S, T470Pなどに対応しているようです。長らくUSキーボードだけを使い続けているので、これもUSです。Linuxするとか、hackintoshするなどのコアな使い方では、設定の一部でUSキーボードしか使えない場面も多いです。コンピュータ発祥の地で使われるUSキーボードが何かと便利です。

AliExpress.com Product – Keyboard for LENOVO

キーボードを交換

同世代のX260は、ほとんどバラバラに分解しないとキーボードにたどり着けないらしいですが、T460sのキーボード交換は楽です。交換手順を紹介する動画もたくさんあります。

まずは、裏側にあるダイアルのようなプラスティックのロックを60度ほど回します。写真にはプラスドライバーが写っていますが、これでは溝を痛めそうでした。幅広のプラスチックヘラのようなものを使った方が良いです。ロックにはキーボードと南京錠のアイコンが書いてあり、分かりやすいです。キーボードは消耗品だから、古くなったら取り替えて、大事に末長く使ってください、というメッセージが感じられます。

裏側のダイヤルを開錠状態にすると、表側のキーボードの背面板がスライドできるようになります。プラスチックヘラのような道具を使って、背面板を少しずつ上方にスライドさせると、隙間から6個のネジが見えます。下の写真では右側の3個が写ってます。

6個のネジを緩めると、キーボードがThinkPad本体から外れます。ただ、右下部分で2本のフラットケーブルで本体とつながっています。コネクタには黒いストッパーがあり、これを跳ね上げるとフラットケーブルが外せます。

これでキーボードを完全に取り外せるので、新しいキーボードに交換し、逆の手順で取り付けていきます。新品のUSキーボードは美しいです。

そしてこのキーボード、なんと光ります。初めはどうやって光らせるのかわからなかったので、macOSでは無理なのかと諦めていました。たまたま他機種のThinkPadを紹介するYoutube動画を見て、光らせ方がわかりました。Fnキーとスペースを押すと、暗くon, 明るくon, offの3段階に切り替わります。よく見たらスペースキーに、キーが光っている様子を表すアイコンがあります。

まとめ

ThinkPad T460sのキーボードを新品のUSキーボードに交換しました。裏のロックを外して、表側の6個のネジを緩め、フラットケーブルを外すだけの作業でした。macOSで問題なく動きました。

2件のコメント

  1. ども、boot macOSさん、

    キーボードのテカリは気になりますねぇ。私はThinkpadとかの中古で大量に並んでるとやっぱりテカリの少ないのをチョイスする方です。。。
    もしテカリまくってたら、まだ実際にはやったことないですけど、ツヤ消しスプレーで再生するっていうのも方法としてあるので、必要によりいつかやってみようかとは思ってます。。。

    中古のキーボード(RealForce)のテカリをつや消しスプレーでキレイにした
    https://jun3010.me/keyboard-tekari-fix-16830.html

    トップコート(つや消し)

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