macOS Sequoiaを第13世代Intel CPUで動かす

2024/06/10のWWDC24キーノートでmacOS Sequoiaが発表され、ベータ版が無償公開されました。さっそく自作PCにインストールして動作することを確認しました。マシン構成は、ASRock Z690 Steel Legend、13900KF、 Radeon RX 6600です。OpenCore、kext類は最新です。OpenCoreの設定は、Sonomaを起動している設定と全く同じです。使用できないSequoiaの機能はあるかと思いますが、基本的に動作するようでで安心しました。

ベータ版インストーラを入手

開発ベータ版は無償で配布されています。開発ベータ版を入手するための方法はいくつかありますが、一番簡単なのは、「システム設定…」「一般」「ソフトウェアアップデート」で、「ベータアップデート」から「macOS Sequoia Developer Beta」を選択することです。

すると、ベータアップデートにmacOS Sequoia Developer Betaの項目が現れます。

ただ、この方式で続けると、起動中のmacOSをベータ版に入れ替えてアップデートされます。使用中のSSDではなくて、予備のSSDにインストールしたかったので、macOSのインストーラを入手したいと思いました。

インストーラ単体は、おそらくはdeveloper.apple.comからダウンロードできると思います。ただ、Sonomaの時はIntel用を入手できなかったので、これを試すことなく、前回と同様に、以下のサイトのおせわになりました。

macOS Sequoia Full Installer Database. Download Directly from Apple!

ここには、https://swcdn.apple.com/というアップルのサイトのダウンロード用URLが紹介されています。ダウンロードすると、InstallAssistant.pkgというファイルが出来上がります。

これを開くと、Install macOS 15 beta.appというアプリが、「アプリケーション」の中に作られます。

インストールする

インストールしたコンピュータは、ASRock Z690 Steel Legend、13900KF、 Radeon RX 6600の自作PCです。ブートローダーはOpenCore 1.0.0で、macOS 14.5で動作しています。ここから、先のInstall macOS 15 beta.appを開くと、インストーラウィンドウが現れました。

アイコンはSonomaの流用です。Sonomaのbetaの時と同様、この後のバージョンアップでSequoiaのアイコンが採用されるはずです。

インストーラを開くと、あとは通常のmacOSのインストールと同様です。テスト用に250GBの2.5インチSATA SSD(名前はSequoia)を用意しました。これをインストール先にします。

このSSDはフォーマットした直後なので、そのESPにOpenCoreなどが入っていません。なので、マザーボードのEFIの起動設定は変更せず、今まで通りの起動SSD(macOS 14.5が入っているSSD)で行いました。なので、OpenCoreの設定や使用kext類などは、Sonomaの場合と全く同じものを使用したことになります。

インストールでは、3回再起動します。最初は、macOS Installerというボリュームを選びますが、2回目以降は、インストール先のボリューム名を選びます。

画面が出ない

この後、インストールがほぼ終了し、グラフィックスカードに制御が切り替わるタイミングで、画面が真っ黒になりました。しばらく待っていたところボイスオーバーの案内がスピーカーから流れました。音が出るように用意しておくことは重要ですね。画面が出ていないだけで、インストールは成功しているようでした。

画面が出ない症状は、1年前にSonomaの開発ベータをインストールしたときにも発生していました。なので、同様に試したところ、グラフィックスカードのRadeon RX 6600のHDMI端子には映像が出ているようでした。今まではDP端子を接続していたのですが、そちらはブラックスクリーンになったようです。ということで、ディスプレイをHDMI端子に接続すれば、問題なくmacOSのインストールを進めることができました。

動作確認

この先、いつも通りのインストール手順で進み、無事にmacOS Sequoiaが動作しました。OpenCoreの最新版があれば、Sequoiaも問題ないようです。

全コアが動作してます。

ただ、Sonomaの時と同様にWiFiは動いていません。Open Core Legacy Patcher (OCLP)が対応してくれるはずです。現状はまだ未対応なので、今のOCLPをSequoiaで試さない方が良いそうです。

まとめ

macOS Sequoiaの開発ベータ版を動かして、OpenCoreの最新版で動作することを確認しました。Sonomaを起動しているOpenCore設定と全く同じ設定で、動作します。使い込んでいないので、動作しない機能があるのかもしれませんが、とりあえずは新macOS対応が順調に進みそうなので安心しました。

1件のコメント

  1. 今回も記事を楽しく読ませていただきました。
    ありがとうございます。
    質問なのですが、Sequoiaで追加された
    機能はどのくらい使えるのでしょうか。

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