macOS Sequoia 15.2がリリース(2024/12/12)されていたので、15.1.1から更新しました。特に問題なく安定して動いてます。動作確認したマシン構成は、ASRock Z690 Steel Legend、13900KF、 Radeon RX 6600です。OpenCore、OCLP、kext類は最新です。OCLPは、マザボのE key M.2ソケットに取り付けたWiFiモジュールBCM94360NGを動作させるために使用してます。
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更新通知が来る
「システム設定」「一般」「ソフトウェアアップデート」にアップデートの通知が来ました。サイズは、macOSの本体とほぼ同じ15.25GBです。OCLPでパッチを当てているので、フルサイズになっています。説明もSequoiaが公開されたメジャーアップデートの時の内容になってます。
OCLPを外すと、2.17GBになりました。説明は、前回のマイナーアップデートからの差分の内容になりました。15.2では、写真とSafariなどに機能が追加されたようです。
更新する
「今すぐ再起動」を選択すると、すぐにダウンロード開始し、その後再起動しました。
更新の過程で、自動的に再起動します。再起動回数は3回で、最初の再起動がmacOS Installerボリュームから、次回以降がインストール先のボリュームからでした。ビルド番号は24C101でした。
OCLPを復活
この後、OCLPのPost-Install Root Patchを当て直しました。OCLPが自動的に出してくれるダイアログに従って、OKを押してパッチを当てます。
この結果、Wi-Fiが復活しました。
新機能を試す
天気
アップデート内容に、「メニューバーに“天気”を追加すると、現在の気象状況をMacのメニューバーで確認したり、クリックして詳しい天気予報に素早くアクセスしたりできます」という項目がありましたので、試してみました。「アップルマーク」「システム設定」「コントロールセンター・メニューバーのみ」の天気を「メニューバーに表示」にします。デフォルトは非表示でした。これで、以下のように、メニューバーから天気を確認できます。
株価
「“株価”の時間外(立会時間前)の株価で、市場が開く前にNASDAQとNYSEの銘柄を追跡できます」という機能も追加されたので確認しました。以下は、15.1.1での株価(上)と、15.2での株価(下)のスクショです。
日本時間で18時過ぎのスクショなので、NASDAQは立会時間前取引の時刻です。日本時間早朝に終了した立会時間取引の終値に加えて、立会前価格が実時間で表示されるようになりました。グラフ部分は、立会時間内の価格グラフだけで、今までと変わりません。
まとめ
macOS Sequoia 15.1.1から15.2にアップデートしました。今まで通り、安定して動作しています。
いつも拝見させて頂き大変参考になります。
このサイトを参考にCPUが14900KFな事以外は全く同じ構成のマシンを使っていますが、妙な現象が起きていまして、シャットダウンしてしばらくして起動すると起動時にカーネルパニックが発生します。電源を入れ直すと2回目からは普通にブートします。何か心当たりがありましたらご教授頂けると幸いです。
IOUSBfamilyあたりでパニックしているようです
ピンポイントでの心当たりはありませんが、、、
(必要であればバックアップを取り)ストレージを初期化しmacOSを新規インストールし直して様子を見るのではいかがでしょうか?まっさらな環境から始めてみるのも一考かと思いました。
あと、本件とは無関係でしょうが、(個人的には)現状のmacOS Sequoiaは気に入らず、(ベータ版の頃から続いており未だ)unmountに失敗しEFIパーティションを壊しかねない懸念があり、書き換える際には以前のmacOSでEFIにアクセスするように問題回避しています。
こんにちは。いつも拝見させて頂いております。
BCM94360NG WiFiについて、同チップの環境で不具合に遭遇しています。
もしお心当たりやアドバイス等あればご教授いただけないでしょうか?
現状、
– AP一覧は2.4GHzだけ見える
– 表示上は接続しているのに、ランダムに切断したりping非常に大きく不安定
– システム環境設定のWiFiが開けなかったり、開くのに非常に時間がかかる
などの挙動が発生しています。
環境は次の通りです。
– i9 12900K
– ASRock Z690M PG Riptide
– RX560
– BCM94360NG
– macOS Sequoia 15.2
– OCLP Root patch Modern WiFi
– Kext
– AMFIPass.kext
– IOSkywalkFamily
– IO80211FamilyLegacy
– AirportBrcmFixup
– それぞれの子kext
– macOSのIOSkywalkFamilyはBlock済
詳細なconfig内容が不明ですが、、、おそらくBCM94360NGとアンテナ線との接点接続不良が原因だと思います。
え、そっち?と思うかもしれないけど、軽くテンションをかけて引っ張っても外れない程度には、しっかりと繋がっている必要があり、(使い回しで何度も付け直しとかして接点がガバガバになっていない限りは、)パチっとハマる時の感触や音がするはずです。
(Wi-FiではなくBluetooth側でしたが)自分も接続不良に伴う不安定さを経験しています。
あと、ここの記事内の写真にあるようなプラスチック・カバーが付いている商品であったならばしっかりと装着し、無いのであればビニール・テープとかで接点保護をすると尚良いかと思いました。
返信ありがとうございます。
なるほど…。
一応既に接点不良も疑って何度かハマる感触を確かめつつ装着し直してみたのですが、一向に解決する気配が無く…。プラの治具は付属していないものを買ったため、接触不良であれば最早アンテナ交換くらいしか術がない状況です。
ちなみに、BT側の不安定さを遭遇された時、システム環境設定等ソフト面での挙動不審はありましたか?
自分の場合では、Wi-Fi側は全く問題なく使えていましたが、システム・プロパティも正常に見えてBTデバイスも探せるものの、接続に失敗するか成功してもしばらくすると切れたり、スピーカー等では音が割れたりして正常には動作していないようでした。決定的だと感じたのは、iPhoneとの「連携カメラ」機能が全く機能せず(時間を要しましたが)接続不良が原因かも?と気が付けました。
ちなみに、アンテナ線の接続先ポジションを逆にすると症状が変わったりしませんか?(今度はWi-Fiは動作するけど、BTがダメになるとか…)
何ら変化が見られないのであれば、アンテナ本体側の接点の見直しだったり…それでもダメならば、もう物理的な交換くらいしか試せないですね…
なるほど…
特に改善も見られないのでアンテナの買い替えで対処してみようと思います。カードは少なくとも故障していないようなので…
どうもありがとうございました。