電池を搭載してないことをOSに知らせる

デスクトップマシンなのに、「システム環境設定…」「省エネルギー」の設定で、「電源アダプタ」と「バッテリー」の2つのタブが表示されることがあります。MacBook Airとして機種設定したNUCがそうでした。「電源アダプタ」タブがデフォルトで表示されるので、こちらで設定しておけば問題ありません。ちなみに、「バッテリー」の項目はどれを設定しても機能しません。

バッテリー関連機能が応答しないのは、実際にバッテリーが搭載されていないので当然です。しかし、存在しないバッテリー管理チップにOSがアクセスしようとしているわけで、システムの安定性に影響を与える可能性もあります。とはいえMacBook Airの設定にしたのだから仕方ないと思い、放置してきました。

ところが最近のredditで、「Mac miniの設定でバッテリー表示が出るのでなんとかしたい」という相談が上がり、解決策がわかりました。簡単でした。

www.reddit.com

config.plistのSMBIOSセクションに、Mobileという項目があります。これがtrueになっていると、バッテリ搭載機だと見なされるようです。

<key>Mobile</key>
<ture/>

これをfalseにしてみました。

<key>Mobile</key>
<false/>

その結果、機種設定はMacBook Airのままですが、「省エネルギー設定」にバッテリーの設定が現れなくなりました。

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