9900K搭載Z390マザーボードでHackintoshを作る

久々に最新パーツで組んでみたところ、macOSがすんなり動きました。インテルの第9世代CoreプロセッサCoffee Lake-S Refresh搭載のZ390チップセットマザーボードです。

スロット数で選んだマザーボード

最新パーツでHackintoshを作る上で、マザーボードは選択肢が豊富なパーツです。市販の300シリーズチップセット搭載マザーボードのほとんどでHackintosh可能です。拡張スロット構成、SATA/USB/m.2コネクタ構成、追加機能、色とデザインなど考慮して、各人の目的や好みに合わせて自由に選んで良いです。だいたいどれでもちゃんと動くと良いと思います。特にこだわりがなければ、掲示板やブログでHackintoshに成功したとの報告のあるマザーボードを選んでおけば良いです。今回はASUS ROG MAXIMUS XI HEROを選びました。問題なく動きます。

ASUS ROG MAXIMUS XI HEROを選定した1番の理由はPCIeスロット数が多いことです。多くの人はMacからなくなってしまった拡張性を求めてHackintoshをしていると思います。なのでPCIe空きスロットが多いことは重要です。ATXマザーボードには規格上最大7本のPCIeスロットを搭載できます。たくさんありますが、どうしても必要なスロットを考えると、自由に使える「空きスロット」はだんだん少なくなっていきます。

まずは、Hackintoshでは高性能で安定しているグラフィックスボード(以下グラボ)を使用することが多いです。一般的なグラボは2スロット占有するので、グラボを1枚挿すと空きは5本になります。

使いにくいスロットもあります。Z390チップセットにはグラボ2枚挿しできるように、CPU直結PCIeを分割する機能があります。グラボ2枚あれば、NVIDIAではSLI, AMDではCrossFireと呼ばれる機能を使って描画を高速化できます。しかしmacOSではこの機能が使えないので、分割されたPCIeスロットは使いにくいです。分割用スロットを使ってしまうと、グラボへのデータ転送スピードが低下するからです。詳細は以下の記事で説明しました。ということでCPU直結PCIeを分割したPCIeスロットがあったら、それは使わないことにしたいです。とすると、その場合、空きは4本になります。

kakaku.comでZ390マザーボードを検索すると、現時点で38製品もあります。選択肢は豊富です。これらの製品のPCIeスロットから、グラボ用のスロット、その隣のスロット、SLI用分割スロットを除外した「空きスロット」を数えてみました。すると以下のようでした。

  • GIGABYTE AORUS製品群: 3本
  • MSI MEG製品群:3本
  • ASUS ROG MAXIMUS EXTREME/FORMULA/CODE: 2本
  • ASRock Taichi製品群/Phantom Gaming 9: 3本
  • ASUS ROG MAXIMUS HERO/ROG STRIX: 4本
  • ASUS PRIME: 4本
  • GIGABYTE GAMING X: 5本
  • ASRock Phantom Gaming 6/4/Pro 4: 4本
  • ASUS TUF: 5本
  • GIGABYTE GAMING SLI: 4本
  • ASRock Extreme 4: 4本
  • ASUS PRIME Z390-P: 5本
  • GIGABYTE AORUS ELITE: 4本
  • MSI MEG GAMING PLUS:4本
  • GIGABYTE UD: 5本
  • MSI Z390-A PRO: 4

このリストは、各製品群最上位モデルの価格順に並べてあります。大体は空きスロットが、上で計算したように、4本か5本です。3本とか2本というモデルもリストの上位にあります。つまり空きスロット数は、上位モデルに少なく、下位モデルに多い傾向があります。GIGABYTE, MSI, ASUS, ASRockの上位モデルが属する製品群ブランドが、AORUS, MEG, MAXIMUS, Taichiです。AORUS, MEG, MAXIMUS製品群の最高価格モデルは、かなり高価なのですが、実は空きスロット数が少ないです。一方で、各メーカの廉価版にはCPU直結PCIe分割機能がないので空きスロットが5本あるモデルもあります。ただ、廉価版になるとUSB Type-Cコネクタが無いモデルになり、本物のMacと比較して見劣りがします。

自作PCの良いところはメーカ製PCに比べて良質なパーツを選べる点だと思います。なので、マザーボードもそこそこ良い製品を選びたいと考えています。過去に安いマザーボードを選んだところ、動作に問題はないのですが、基板が薄くてヘリが曲がっていたこともあります。しっかりとした厚みがあり、重量感のあるマザーボードを選びたいと思います。また上位の製品には、オンボードのスイッチや状態LEDなどがあり色々と便利です。

という観点からマザーボードを選定し、リストの比較的上位にありながらスロット数が4本あるASUS ROG MAXIMUS XI HEROを選びました。高級感があり、BIOSで設定できる内容も多くて満足できる製品でした。ASUS ROG STRIXも良いと思いましたが、英語や漢字をあしらった模様が施されているのが趣味に合わなかったです。

そのほかのパーツ選定

CPUは話題のCore i9-9900Kにしました。インテルの第9世代CoreプロセッサCoffee Lake-S Refreshシリーズです。現在も品薄傾向がありますが、以前よりは買いやすくなったようです。8コア16スレッドあるのが楽しみです。

9900Kの正12面体パッケージは想像していた以上に大きいです。かさばって邪魔です。ちなみにこれほどの性能が日々の作業に必要かというと、全くのオーバースペックです。自動車・カメラ・ピュアオーディオなどのオタクが身の丈に合わない機材を揃えるのと同じです。macOSをブートすることが楽しみなのでそれで良いのです。

グラフィックスボードはRadeon RX580を使用しました。Mojaveで使う現行製品としてはRX560/570/580/590/Vega56/Vega64しか選択肢はありません。今回はSapphireを使用しました。でも、どこのブランドでも大丈夫です。


(広告) AmazonでRX560/570/580/590
(広告) Yahoo!ショッピングでRadeon
(広告) 楽天でRX560/570/580/590

マザーボード搭載のWiFiはインテル製なので動かないです。一方で、マザーボード搭載のBluetoothは、Ericsson製品のようですが、macOSからある程度認識されました。LattePandの場合のように、kextを用意すれば動くのかもしれません。でもこららは使わずに純正と同じ無線モジュールを手配しました。今回は、BCM943602CSを使ってみました。入手可能な純正無線モジュールの中では最新製品で安価です。

AliExpress.com Product – Broadcom BCM943602CS Desktop Dual Band 802.11 AC PCI-E Wi-Fi Bluetooth 4.0 Mac WLAN CARD

電源、CPUクーラは、その辺りに転がっていた余り物を使いました。マザーボードには8pin + 4pinのCPU補助電源コネクタがあるのですが、電源には8pinしかなかったので、4pinは接続していません。OCしないこともあり、それでも大丈夫のようです。当分はケースもなしです。パーツが机の上に並べてあるだけです。メモリー, 2.5インチSSDは、動いているマシンから抜き取って流用しました。なので特に紹介するほどの内容ではありません。

BIOS設定

macOSを起動させるにはBIOSを設定する必要があります。

でも今回使用したASUS ROG MAXIMUS XI HEROではほとんど設定する必要がありませんでした。試してみたら、なんと工場出荷時状態でもmacOSが起動しました。ちなみに、何か設定してしまった後で工場出荷時状態に戻すには、EXIT/Load Optimized Defaultsを選びます。工場出荷時状態で使うのはあまりにも手抜きなので、以下のメニューだけを変更しました。

  • Boot/Boot Configuration/Fast Boot [Enabled] –> [Disabled]
  • Advanced/USB Configuration/XHCI Hand-off [Disabled] –> [Enabled]
  • Advanced/USB Configuration/Legacy USB Support [Enabled] –> [Audo]
  • Advanced/Onboard Devices Configuration/Connectivity mode (Wi-Fi & Bluetooth) [Enabled] –> [Disabled]

1番目のFast Bootはdisabledにした方が良いようです。2, 3番目のUSBに関する設定は効果があるのかどうかよくわかりません。4番目のWi-Fi & Bluetoothはマザーボード搭載モジュールのことです。このマザーボードにはインテルの無線モジュールが搭載されているのでmacOSでは動きません。なので、無線モジュールはdisabledにしました。

起動用SSDを作る

ハードウェアが揃って、BIOS設定が終わったら、いよいよmacOSのインストールを行います。通常のHackintoshインストール手法では、起動用のUSBメモリを作ってmacOSをインストールします。しかし、今回はmacOSが動いているマシンがあるので、それで起動用のSSDを作りました。USBメモリを作る場合も、macOSが動いているマシン(以下、親マシンと呼びます)が必要ですので、いっそそれでSSDを作った方が確実だと思います。その親マシンが本物のMacならmacOSが起動することが確認できますし、親マシンがHackintoshならそれに加えてCloverの動作も確認できます。

Step1: Mojaveをインストール

親マシンにSSDを接続したら、Disk Utility.appを使ってAPFSでフォーマットします。2.5インチSSDなのでMojave25SSDという名前にしました。

次に、App Storeから正規にダウンロードしたMojaveをこのSSDにインストールします。終了後に、このSSDからmacOSが起動できることを確認して、ついでに自分のアカウントも作っておきます。作ったアカウントのディレクトリに色々なツールも入れておくと良いです。

Step2: Cloverをインストール

親マシンにSSDを接続したまま、これにCloverをインストールします。親マシンにCloverがインストールされているのであれば、起動ESPの内容をSSDのESPにドラッグ&ドロップでコピーしても良いです。ESPのマウントの方法は、ここなどに書いておきました。

新規にインストールしたい場合はCloverインストーラを起動して、SSDにインストールします。Cloverインストーラが起動したら、カスタマイズボタンを押してインストールする内容を選択します。まずは、ESPにインストールするチェックボックスを選びます。

UEFI Driversでは有効にするEFIドライバを選択します。今回は、以下を選択しました。

  • VBoxHfs-64.efi
  • SMCHelper-64.efi
  • FSInject-64.efi
  • DataHubDxe-64.efi
  • AptioMemoryFix-64.efi
  • ApfsDriverLoader-64.efi
  • EmuVariableUefi-64.efi

ほぼCloverのデフォルトのままです。デフォルトではEmuVariableUefi-64.efiも入れられるのですが、これがなくてもNVRAMがちゃんと動くことを確認したので外しました。EmuVariableUefi-64.efiは必須でした。これが無いとスリープとシャットダウンで固まってしまいます。

Step3: kextを入手・インストール

以下のkextの最新版を入手し、親マシンを使ってSSDにインストールします。

  • FakeSMC.kext
  • Lilu.kext
  • WhateverGreen.kext
  • IntelMausiEthernet.kext
  • AppleALC.kext
  • USBInjectAll.kext

このうち、最初のFakeSMCは必須です。LiluとWhateverGreenはディスプレイ関係のパッチを当ててくれます。今回使用したRadeon RX580は互換性が高いので無しでも動くかと思います。でも表示が出ないと復旧作業も大変ですので、念のために入れておくべきでしょう。残りの3個は、それぞれLAN, サウンド、USB関連です。LANはあると作業が楽なので欲しいかもしれません。このマザーボードにはIntelのLANチップが搭載されているのでIntelMausiEthernet.kextを入れました。サウンド(AppleALC.kext)とUSB(USBInjectAll.kext)は後回しにしても良いです。

今回は手元にある別のHackintoshから持ってきました。もし初めてHackintoshを作るのでしたら、ネットで検索して最新版を入手します。kextを管理するのに便利なKext Updater.appを使っても良いです。このアプリケーションのウィンドウで、”Load Single Kext”オプションを使用し、欲しいkextを指定し、ダウンロードします。Kext Updater.appの説明はこちらをご覧ください。

最後にこれらのkextをESPの中のEFI/CLOVER/kexts/Otherに入れます。ターミナルでEFI/CLOVERにcdして以下のコマンドを入れるとディレクトリがツリー状に表示されます。

pwd;find . | sort | sed '1d;s/^\.//;s/\/\([^/]*\)$/|--\1/;s/\/[^/|]*/| /g'

インストールの結果、CLOVER以下のファイルはこのようになります。枝葉の部分は省略しました。

/Volumes/EFI/EFI/CLOVER
|--ACPI
|  |--WINDOWS
|  |--patched(中身は空)
|--CLOVERX64.efi
|--OEM
(省略)
|--ROM
|--config.plist
|--doc
(省略)
|--drivers64UEFI
|  |--ApfsDriverLoader-64.efi
|  |--AptioMemoryFix-64.efi
|  |--DataHubDxe-64.efi
|  |--EmuVariableUefi-64.efi
|  |--FSInject-64.efi
|  |--SMCHelper-64.efi
|  |--VBoxHfs-64.efi
|--kexts
|  |--10.10
|  |--10.11
|  |--10.12
|  |--10.13
|  |--10.14
|  |--10.6
|  |--10.7
|  |--10.8
|  |--10.9
|  |--Other
|  |  |--AppleALC.kext
|  |  |--FakeSMC.kex
|  |  |--IntelMausiEthernet.kext
|  |  |--Lilu.kext
|  |  |--USBInjectAll.kextt
|  |  |--WhateverGreen.kext
|--misc
(省略)
|--themes
(省略)
|--tools
(省略)

Step4: config.plistを作る

次にEFI/CLOVER/config.plistを作ります。Cloverインストーラを使った場合は、デフォルトのconfig.plistができています。かなり長々しいファイルですが、ほとんどがコメントアウトされています。コメントになっているところ、デフォルトでもokなところを外して、今回のハードウェア構成に合わせて作り直します。今回使用して、問題なく起動したconfig.plistを以下においておきました。

かなりシンプルですが、SMBIOSの項目だけは長いです。これは、Clover Configuratorを使って機種を設定して作成したSMBIOSをコピーしました。詳しい説明は以下をご覧ください。

機種はiMac18,3にしました。最新版のiMacで第7世代CPU Kaby Lakeが搭載されています。本当なら今回と同じ第9世代CPU搭載のiMacがあればそれを選びたいところです。早く新型iMacを出してほしいものです。

上記のconfig.plistサンプルではシリアル番号とUUIDを消してあります。使用する場合は、Clover Configuratorで値を生成してください。なお最近のCloverでは、指定していないSMBIOSの項目を自動生成してくれるようです。なので、ProductNameとSerialNumber以外をコピーする必要はなかったかもしれません。

config.plistをテキストエディタで編集すると、うっかり間違った入力をしてしまうことがあります。以下のplutilコマンドでplistとして正しいかどうかチェックをしておくと良いです。

plutil config.plist

正しければ以下のように表示されます。

config.plist: OK

(追記)このconfig.plistでも問題なく動いていましたが、その後、こちらの内容に即してconfig.plistを書き直しました。

とりあえず動いた

こうして作成したSSDを親マシンから外して、ASUS ROG MAXIMUS XI HEROに接続します。これから起動すると、無事macOSが起動しました。

シャットダウンやスリープも正しく機能します。ネットワークも問題ありません。WiFiとBluetoothも、純正のカードを用意したので、何もせずにそのまま動きました。

音声も出ます。config.plistではLayout番号1を設定しましたが、これとAppleALC.kextの組み合わせで問題なく音が出るようです。RX580のHDMIポートからも音が出ます。さらにはCPU内蔵のIntel UHD Graphics 630から表示もできますし、マザーボードのHDMIから音声も出ます。

10.14.3へのアップデートもシステム環境設定で行うことができました。

Activity Monitor.appで「CPUの使用率」を開くと、16本の棒グラフが出てきます。圧巻です。

Geekbenchでベンチマークしてみました。シングルコアが6,000, マルチコアが30,000超えました。Geekbench BrowserでiMac Pro Late 2017のスコアを見てみると8コアモデルでそれぞれがだいたい5,300と33,000くらいのようです。8コアiMac Pro程度の速度が得られているようです。

今回使用したマザーボードは、そこそこ高級感があって良い感じでした。基板上にCPU温度表示などがあります。また電源スイッチ、リセットスイッチもあるためHackintoshの試行錯誤にも便利です。最近流行りのLED電飾機能ASUS Aura Syncも搭載しています。温度や音に同期して色を変えるなどの機能を使うためにはWindowアプリケーションが必要ですが、刻々と変色するだけで良ければマザーボードだけで機能します。LinuxからLEDを制御しようとしている人もいるようですので、そのうちmacOSからも制御できる日が来るかもしれません。

今後の課題

ということでとりあえず動きました。でもこれから調整していくべき箇所はあります。(追記:かなりの調整が終わりました。あとはUSBだけです。)

USB

macOSはUSBの個数を15個に制限しています。今回は何の対策もしていないので、制限を超えるUSBポートのいくつかは機能していません。回避方法はこちらで説明しました。

この作業をすれば解決するはずです。ただ今回のマザーボードのBIOS設定を見ると、

Advanced/USB Configuration/USB port Disable Override

というメニューがあります。これでUSBポートを個別に有効・無効に設定できるようです。これを利用したら使わないポートを除外できるので、パッチを当てる・Cloverの設定を変える・DSDTを変更するなどの手間が不要な気がしています。今後検証して報告したいと思います。

42件のコメント

  1. おめでとうございます。i9-9900KとASUS ROG MAXIMUS XI HEROだとそれなりにコストはかかりますが、それでもiMacProと比べると段違いのコスパ。8コア16スレッドは(それがどれ自分の使い方に本当に必要かはさておき)壮観ですね。

    ASUS ROG MAXIMUS XI HERO
    はTonyのとこなどでも成功例が出ていますね。
    https://www.tonymacx86.com/threads/guide-asus-maximus-xi-sound-10-13.266956/
    サウンドはAppleALC1.3.4で対応してるみたいですね。

    また9900kとVEGA64で運用していてUHD630を”headless”で運用してる例があって、
    https://www.tonymacx86.com/threads/success-blouses-hack-pro-build-i9-9900k-z390-aorus-pro-dual-vega-64s.264948/page-14
    のpost138に設定例が載ってますね。

    最近cloverの設定や.efiファイルや.kextファイルを入れ替えするため複数のUSBドライブにcloverを入れて使い分けてますが、(全ての設定やファイルが同じなのに)メモリアロケーションエラーでカーネルパニックが起きる場合とすんなり起動する場合が出てきてて困惑してます。kextcacheの問題か、NVRAMなんかの問題なんだろうか。

    1. i9-9900KとASUS ROG MAXIMUS XI HEROの情報ありがとうございます。おいおい試していきます。

      起動時にたまにメモリーアロケーションエラーになる現象ですが、経験があります。このあたりの問題では無いでしょうか?

      https://bootmacos.com/entry/2018/07/15/001348#i-2

      CloverがMachカーネルをメモリ上に読み込む時に、必要な連続領域が確保できないとアロケーションエラーになるようです。メモリ上の領域は、グラフィックスカードなどのBIOSが勝手気ままに確保しているようで、電源投入のタイミングによっては虫食い状態になり、連続領域が確保できないことがあるようです。OsxAptioFix2Drv-free2000.efi は周辺デバイスが確保した領域など無視して強制的にメモリー解放させるので、最強のようです。

  2. OsxAptioFix2Drv-free2000.efiの情報ありがとうございます。
    Z390のマザボのSleep, Wake関係でOsxAptioFix2Drv-free2000.efi
    を推してることが多いけど、こういう利点もあったのですね。

  3. いつも楽しく拝見しております。
    – Core i5-9600K
    – MSI H370 Gaming Plus
    – MSI RX580グラボ
    で,とりあえず起動できませんでした。どこがおかしいのかこれから調査します……

    1. H370やZ390はmojaveインストールに失敗する(インストール終了直前に再起動する)ことが多く、新規インストールするならHigh Sierraをインストールしてmojaveにアップデートするか、実機や別のHackintosh機でインストールしたものを移植するのが成功に早いかも。

      MSIのボードには癖があり、
      https://www.tonymacx86.com/threads/success-msi-b360-gaming-plus-i7-8700-gtx-1070-high-sierra-10-13-4.252071/
      で指摘があって、bootmacosさんが上のコメントで指摘している OsxApti…2000.efiを使うと良いとされてるみたいですね。

      1. お返事いただけて幸いです。
        先日tonymacx86のそのフォーラムを読みまして,OsxAptioFix2Drv-free2000.efiを使ってみたり,slide=xパラメータの設定を試したんですが,起動せず。ブートUSBでも,実機(Mac miniとMacBook Proがあります)から直接インストールしたものでも起動できず。

        verboseフラグを付けて起動すると「Couldn’t allocate runtime area」で止まるパターンと,「using 16384 buffer headers and 10248 cluster IO buffer headers」があるのですが後者でstuckするのが殆どの様で,config.plistの設定に初歩的なミスをしているのだろうと思うんですが,私の知識と技術の不足から解決できておらず,もう少し頑張ってみようというところです。

        「High Sierraからのアップデート」は試していないので,次にやってみようと思います。

        1. Cloverのソースを見ると(表面的に見ただけですが)slideパラメータは今は何の役目も果たしていないようです。以前はカーネルを読み込むメモリアドレスを移動させる機能があったらしいです。

        2. 「using 16384 buffer headers and 10248 cluster IO buffer headers」
          は検索するとかなり昔からある物のようで、APCIがらみのような、、、とすると、 DSDTやSSDT(があるなら)を一旦削除した上で、最低限の.efiファイル、.kextファイル、プレーンなconfig.plistを使ってみるとエラーコードが変化しそうな気がします。

  4. bootmacos様,脱sandyおじさん様,お返事おそくなりすみません。
    Coudn’t allocate area周辺のstuckは,AptioMemoryFixなど含め5種類のメモリ確保関連kextを試しましたが,MojaveでもHigh Sierraでも解決できませんでした。Multibeast Mojaveを使って生成されたplistファイルのACPI部分をできるだけ綺麗にするなどし,kext等もおよそバニラな状態に持っていくと,using buffer…のエラーが発生して止まります。通常のバニラインストールと同じだと

    一度だけ「Error Load prelinked kernel with status…」「Error loading kernel cache」というエラーで止まったこともありましたが,再現できませんでした。他に「Couldn’t alloc class “SuperIODevice”」というエラーで止まったこともありましたが,これも再現できませんでした。

    同じEFIの状態でも電源を入れるたびにエラーが変わってしまう(BIOSリセットも関係しない様子)ことが多々あり,同じエラーを再現できず。kextはFakeSMC.kextだけにしたり,増やしてみたり,efiを減らしたり,USBポートの変更・SATA直接等変更して数十回施行して見た限りでは,変化は起きていないようです。

    また「オリジナルClover+FakeSMC.kext+config.plistの最低限設定」だけだと,そもそもverboseのStartにたどり着く前の段階で止まります。この時verboseをオフにして開始すると,Appleロゴが伸びたような状態で止まっていたのでグラフィックがアレな様です。

    ちょっとよく分からなくなったので,改めて見直そうと思います。長文,たいへん失礼しました。

    1. BIOS設定を変えてみて変化をみてはどうでしょうか。
      RX580を使っているのでIGPオフだと思いますがheadless運用するようにIGPをオンにして、DVMT-allocを64mb、whatevergreen.kextとlilu.kextもともと入れてみては。
      その変更とaptio,,,2000.efi等の組み合わせの変更でうまくいく場合があるのではないかと。

      1. ありがとうございます。
        IGP使用,64MBの設定変更で動かしてみたり,グラボを取り外して動くかテストしてはいたのですが,状況は変わっていません。OsxAptioFix2Drv-free2000.efiの製作者様サイト?にあるガイドに従ってBIOSのアップデートをかけてリセットして設定し直したりしていますが変わらず……難しいものですね。

  5. とても参考になる情報を公開してくれて感謝します。
    手順どおりで、下記のスペックで問題ありませんでした。
    High Sierra,i9 9900k,asus prime z390-a,radeon rx 580
    内蔵GPUで出力したかったですが、うまくいかないのでグラボを購入し4KとHDMI音声出力がOK。
    ASUSのサンボル経由で、UA apolloラックも問題なく動作しました。
    mojaveは不安定なのでHigh Sierraにしました。
    一点だけお尋ねしたいのですが、手持ちのUSB PCIカードがGenericUSBXHCI.kextで認識はするのですが、カード経由でインターフェイスから音を鳴らしても途中でハウリングしてしまいます。
    おそらくチップがmacに対応していないからなのでしょうが、解決策はないでしょうか?
    カードはこちら→ https://jcat.eu/product/usb-card-femto/
    もし、情報がありましたらよろしくお願いします。

    1. これはまたすごいカードですね。

      ハウリングというのは出力した音が何らかの入力に戻ってきてそれがまた出力されて、発振状態になるということでしょうか?USBが原因でそのようなことが発生するとは思えないので、ハードの問題なのかなと思いますがいかがでしょうか。

      1. お返事くださりありがとうございます。
        このカード、外部から電源をとるとヤバいくらい最高の音を奏でます。
        windows 10では使用できているので、mac OSに含まれているドライバに対応できていないんだと思うのです。
        macに繋いでみて1分くらいは普通なのです(音は少し曇る)が、しばらくするとキーンという高い音が少しずつ鳴ってきて、すぐにあまりにも大きい音になるのでまったく聞ける状態ではなくなります。
        おそらくですが、pcieカード類はmac proで使えるものであれば対応しているのではないかと思っています。
        もしかしたらSOtMというメーカーのものがひとつ前のモデルで対応していたみたいなので、最新のものも使えるかもしれません。→ http://www.oliospec.com/shopdetail/000000003592/
        もう少し調べてみます。
        ハッキントッシュは面白いですが、なかなか奥が深いですね。
        ありがとうございます。

  6. 現在、新しく組むパソコンにM.2のドライブを導入しようと検討しているのですがMojaveにおいてM.2の動作については問題は無いのでしょうか?

  7. すごく初歩的な質問させてください。
    hackintoshが成功した場合、マザボのRGBの調整はMacOS側では出来ませんよね?
    Windows10を起動して、各社のRGBソフトで設定したRGB状態は、MacOS起動時も反映されるものなのでしょうか?

    後、先々、Handhoff/Continuityを導入したい場合、マザボ側はWi-Fi/Bluetooth搭載であることは必須ですか?

    まだまだ情報収集とhackintoshとは?!な状態で、試みは先になりそうなのですが、
    CPUは8700Kが余っているので、それに合わせてGIGABYTEのマザーボードを考えています。
    Z370 GAMING7はWi-Fi/Bluetooth非搭載、国内購入可能。
    GAMING5は、参加してるコミュニティの方がそれを使っているので、行き詰まったら相談は出来るものの、マザボは海外から輸入、マニュアル日本語無い※見比べる限り、書いてあることはほぼ7と一緒のページが多い。

    パーツ選定の基準を、こちらのブログも参考にさせていただきつつ、自己解決で成功まで辿り着く見込み薄なので悩んでいます。

    1. マザボの電飾(?)機能はご指摘のようにmacOSでは設定できないです。I2Cという一般的なシリアル通信を使って色を指定しているようです。その仕組みからして、おそらくWindowsで該当アプリケーションが稼働している間だけ、電飾効果が得られるのだと思います。なので、Windowsを終了したら、その時点で動かなくなると思います。

      マザボ搭載のWiFi/Bluetoothはどのモデルもインテル製でmacOSから使えません。マザボ搭載無線ユニットが挿さっているm.2ソケットは使えますので、スペースに余裕があればm.2アダプタ+純正無線ユニットが使えます。でも普通はPCIeにアダプタ経由で純正無線ユニットをとりけることになります。なので、無線ユニットが搭載かどうかはマザボ選定時する上でどちらでも良いです。

      現行モデルのZ390マザボでも8700Kは動きますので、入手が容易なZ390を買っても良いと思います。

  8. こんにちは。
    Hackintosh超初心者のものです。
    言っている意味がハイスペックすぎるのでここで質問させていただきます。
    ここで書かれていたKextは入手できたのですがEFIというファイルが見当たりません。
    それと親マシンからターミナルのコマンドを入れるのですか?

    とても初歩的な問題ですが回答よろしくお願いします。

    1. 今回はHackintoshのインストールがメインではなくて、9900K+Z390で動いたことがメインの記事なので、通常のインストール手順の説明は端折ってしまいました。わかりにくくてすみません。

      efiドライバはCloverのインストーラに含まれていますので、インストール画面で指定すればそれが所定のフォルダにコピーされます。

      この記事で紹介したターミナルコマンドは親マシンで動かすことになっていますが、どれも単にちゃんとインストールできたかどうかを確認するためのコマンドばかりですので、無視してもらって良いです。

  9. こんにちは。
    現在、この手順でやってみたのですが起動しません。config.plistは必要なのでしょうか?

    Cloverをやっても起動しない、Unibeastはインストールが進まない、でここに来たのですがSSDに入れてもインストーラがAppleマークで止まってしまいます。色々調べ尽くしてここに質問することになりました。Biosの設定の誤りという可能性もあります。ここに書いてあるBiosの設定はやり尽くしました。
    Asus Z390-Aです。よろしくお願いします。

    1. config.plistは必要です。こちらも参考にしてみてください。

      「Cloverをやっても起動しない、Unibeastはインストールが進まない」状況がよくわからないのですが、Cloverのブート選択画面は出るのでしょうか。また、出るとしたら、その後、インストーラが起動してインストール先などを指定できるのでしょうか。もしくは、その後で、インストールが進まないという意味でしょうか?

      1. 返信ありがとうございます。CloverでやるとAppleマークのところでクラッシュ(画面が暗くなる)します。インストール画面までは出ません。
        Unibeastだと最後のInstallingのところのリンゴくんのところが一定のところでずっと出たままです。(時計は動いている)

        1. あ、追記なんですがconfig.plistはデフォルトでも大丈夫なんですか?それとconfig.plistはどうやって作るのですか?

          1. Cloverのボリューム選択画面は出るけど、そのあとのAppleマークの画面で途中から暗くなるというのは、グラフィックス関係の設定の問題な気がします。

            config.plistはデフォルトで良いこともあるしダメなこともあります。Unibeastのconfig.plistは起動しやすいように設定してありますが、それでもデフォルトではダメなことがあります。作り方は、Coffee Lakeでしたらこちらを見てください。

  10. ↑の続きなんですが、UnibeastのUSBインストールはできました。いざPCで動かしてみるとインストーラが約残り2分というところで止まってしまいます(Olarilaの時と同じ症状です)。

    Cloverのグラフィック関係の設定とはどのような設定ですか?お手数ですがお願いします。

    B85m-gというマザボではできたのですがどこが間違っているかはわかりません。そのマザボではOther OSにすれば動きました。
    よろしくお願いします。

  11. インストーラは動いたけど、インストール途中で止まるという現象は時々聞きます。でも解決策がないように思います。リソースを見つけられなくてインストールできない問題も、あまりしっくりした解決策はなかったようです。なので、いっそ本物のMacでインストールした方が確実かもしれません。最近はそうしていることが多いです。

    インストーラまで起動しているならグラフィックスの問題とは関係ないと思います。

    1. 返信ありがとうございます。了解しました。後日また設定を変えてこのサイトのようにやってみますね。config.plistを変えても結果は変わらずでした(かなり早くなったけど)。

      それと自分のはリソースとかも出ずにクラッシュするだけです。

      後日また結果をお伝えします。

      1. サイト通りやってみたところできたのですが、インストールが終わった後に再起動ができなくて困っております。

        よろしくお願いします。

        1. 再起動ができないというのは具体的にはどのような症状でしょうか?-vで起動するとどういうメッセージが出ますか?

          1. 曜日みたいなのが英語で出たり(Wenとか)、黒い字でdisk02xみたいな(今の例は適当)感じで出ます。
            -vで起動しています。

          2. あ、それとCloverが出来たのですが、また↑のようにUnibeastと同じ結果(残り約2分で止まる)になってしまいます。これの解決方法がありましたらお願いします。

          3. いまいちどういう状況か把握できていなくてすみません。再起動ができないという話だったのでmacOSはちゃんとインストールできて起動するけど、再起動ができないと思っていたのですが、違うような気がしてきました。また「Cloverが出来た」というのはどういう意味でしょうか?

  12. ↑の者です

    戸惑わせてすみません。

    流れを整理しますね。
    HDDにHackintoshを入れました(そのままUSB経由無しで)
    シャットダウンができません(再起動も)今見てみたら最近Bootmacosさんが出してたのとまるまる同じでした

    という流れです。
    Cloverができたというのはまたちょっと前の話です。このブログのコメント欄の方に書いてあります。

  13. インストーラが最後で止まってしまう、インストール後スリープ、シャットダウンができない、はmojaveになってからよく聞くようになった問題ですね。

    H370やZ390は本物のmacが8シリーズ以降のintel CPUとともに対応していなかったことも合わせて、起きている問題のような気がします。macminiに8シリーズのCPUが搭載されたので、今後次期iMacに9シリーズのCPUに対応したら、おのずとH370, Z390チップセットへのインストールも楽になると思います。

    その上で、上記のような問題でどのように解決したかはTonyのところなどで見る限り、以下のような解決策を取っている例が多いような気がします

    1) 実機でmojaveをインストールして、unibeastなどでインストールを試みた際の最後にインストーラが止まるのを避ける
    2) HFS+からAPFS変換でトラブルが起こる場合があるので、OSをインストールするSSDは最初からAPFSにしておく(既存のアップグレードはtimemachine から復元するなどして、なるべく新規インストールする
    3)インストールの際のメモリアロケーション問題でclover起動後ハングする。この場合AptioMemoryFix.efiを別の物、例えばOsxAptioFix2Drv-free2000.efiやOsxAptioFix3Drv-64.efiなどに変更して解決する場合がある。cloverもアップデートされているので出来るだけ最新版を使うと良い
    4)iGPU運用する為、config.plistを編集する必要がある。mojaveがサポートしてるdGPUをつけるとあっさりうまくいく場合がある ( 3)と4)の問題が組み合わされる場合もある)
    5)SMBIOSの設定はINTEL300シリーズだとiMac18,1 , iMac18,3とかMacmini8,1が(構成が近いので)良いが、iMac14,2とか古いmacの設定がうまくいく場合がある
    6) Sleep, shutdown問題はcloverを最新版にして、AptioMemoryFix.efiとEmuVariable*.efiの組み合わせで解決。NVRAMのサポートがうまくいかないようですね。

    1. そうですね。

      1)はよく使います。確実ですね。6)は今回まさにこれでした。
      3)と4)の組み合わせは、周辺機器の構成によりメモリーの使用状況が変わって、連続メモリー領域をアロケーションできたりできなかったりすることが原因のようです。

  14. 1)は実機が必要だけど、インストールの問題をスキップできるので、結局のところ一番早い方法ではないかと感じています。実際自分も新規インストールする際はほぼこの方法ですし。

    これをしてしまえばあとはclover bootloaderの仕組みと.efi, .kextファイルの知識、config.plistの調整方法(clover configurator等の操作方法)を理解すればunibeastやMultibeastはいらないですね。まあ両方とも便利ではあるのですが。

    1. まったくその通りだと思います。createinstallmediaを使うにしても、UniBeasrを使うにしても、実機が必要なのは同じですから。

  15. こんにちは、Hackintosh初心者です。
    こちらの記事を参考に、Hackintoshを作成し、無事起動するところまではいけたのですが、
    ランダムでフリーズする現象に陥っていまして、そちらの環境ではそのようなフリーズ現象などは発生していないでしょうか?
    起動から10分以内でフリーズすることもあれば、1日経った後にフリーズすることもあって、発生条件がつかめていない状況です。
    また、そのようなフリーズの対処法などご存知でしたら教えていただけますと幸いです。

    私の環境はこちらになります。(EFIフォルダー等もこちらからご確認できます。)
    https://github.com/RyoIkarashi/hackintosh

    1. メモリー、マザーボード、電源などのハードウェアが問題である可能性もあるのかもしれないですね。Linuxか何かをインストールしてみて様子を見るとか。また、コンソール.appでフリーズの直前のシステムログを見比べるのもどうでしょうか。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)